■梨に含まれている主な有効成分と効用

●夏バテを回復

 梨には夏バテなど疲労回復に役立つアミノ酸の一つアスパラギン酸が140mg/100g含まれています。

●梨の咳止め、解熱効果

 梨に含まれるソルビトールは、甘く冷涼感のある糖アルコールで、咳止めや解熱効果があるとされています。

●梨で消化促進

 梨にはタンパク質を分解する消化酵素のプロテアーゼを含んでいます。調理に使えば肉を柔らかくする事が出来るだけでなく、食後のデザートに梨を食べる事で消化を助けます。

秋麗の果肉

●カリウムを多く含んでいる

 カリウムは、身体からナトリウムを出す働きのあるため、高血圧症の方によいとされています。また、汗と共に流失しがちなので、残暑で汗をかいた時などには水分と共に補給出来て良い果物です。

●成分は88%が水分

 ビタミン類はあまり含まれていません。

■七訂日本食品標準成分表

●日本梨の可食部100gあたりの成分

 下の表は七訂日本食品標準成分表に記載されている日本梨に含まれる成分の量です。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
43
kcal
88
g
0.3
g
0.1
g
11..3
g
0.3
g
-
g
-
g
0 0.9
g
カロテン E B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
-
μg
0.1
mg
0.02
mg
Tr 0.2
mg
0.02
mg
6
μg
0.14
mg
3
mg
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
Tr 140
mg
2
mg
5
mg
11
mg
0
mg
七訂日本食品標準成分表より

●洋ナシの可食部100gあたりの成分

 下の表は七訂日本食品標準成分表に記載されている西洋梨に含まれる成分の量です。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
54
kcal
84.9
g
0.3
g
0.1
g
14.4
g
0.3
g
-g -g 0 1.9
g
カロテン E B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
-
μg
0.3
mg
0.02
mg
0.01
mg
0.2
mg
0.02
mg
4
μg
0.09
mg
3
mg
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
Tr 140
mg
5
mg
4
mg
13
mg
0.1
mg
七訂日本食品標準成分表より

●中国ナシの可食部100gあたりの成分

 下の表は七訂日本食品標準成分表に記載されている中国梨に含まれる成分の量です。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
47
kcal
86.8
g
0.2
g
0.1
g
12.7
g
0.2
g
-g -g 0 1.4
g
ビタミン
カロテン E B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
-μg 0.2
mg
0.02
mg
0.01
mg
0.2
mg
0.02
mg
6
μg
0.14
mg
6
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
1
mg
140
mg
2
mg
5
mg
8
mg
0.1
mg
七訂日本食品標準成分表より

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