ナツメ(棗/なつめ):特徴や収穫時期と写真ギャラリー
■ナツメ(棗/なつめ)とは?
●クロウメモドキ科ナツメ属 - Ziziphus zizyphus -
(英)Jujube (仏)Jujube
ナツメはクロウメモドキ科ナツメ属の落葉広葉樹になる果実で、中国中国料理などで使われる干しナツメで知られています。和名はこの木が夏に芽が出ること(夏芽)に因んでいます。
日本ではあまり食用とされていませんが、庭園樹などに用いられていることが多いようです。
品種もいろいろあり、実の形や大小もさまざまですが、いずれも生のままでも食べることが出来ます。古来中国では1日に3個のナツメを食べると老いないと言われ、果実を乾燥させたものを大棗(タイソウ)といい漢方の生薬として用いられてきました。
ナツメの近縁種で果実が大きいインドナツメという種もあります。
●ナツメの食味
ナツメは生で食べるとリンゴやナシに似た食感があり、ほんのりした甘みと酸味があります。果肉の質はリンゴとよく似ていて、中心に縦に細長い種が入っています。
■ナツメ(棗/なつめ)の旬は
●収穫時期
ナツメは気候にもよりますが、5月から7月に花をつけ、速いところでは8月中旬ごろに実をつけます。収穫時期は8月中旬からで、寒冷地では10月末あたりまで収穫されます。期間は2週間ほどです。
旬のカレンダー | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | ||||||||
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温暖地 | ||||||||||||
寒冷地 |
■ナツメ(棗/なつめ)の写真画像ギャラリー
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