◆「二十世紀」と「幸水」の交配種で鳥取県のオリジナル品種
秋栄(あきばえ)は鳥取大学において「おさ二十世紀」に「幸水」を交配し育成された品種で、1997(平成9)年に登録された鳥取県のオリジナル品種です。
◆秋栄(あきばえ)の特徴
果実の大きさは360g程で大きめで、果皮の色は青みがかった赤褐色から熟すにつれ褐色が強くなります。全体に果点コルクが密に見られます。
秋栄(あきばえ)の果肉の色は黄みを帯びた乳白色で、柔らかい中に二十世紀特有のシャキシャキ感が残っています。平均糖度が13度~14度と高く、酸味はありますが豊水程強くは無いので甘みが強く感じられます。果汁はとても多くジューシーです。
◆品種登録データベースに記載されている特徴
農林水産省の品種登録データベースには以下の通り記載されています。
『-----
果実の形は円、梗あの深さは中、広さはやや狭、ていあの深さはやや浅、広さは中、有てい果の有無は混在、果実の大きさは大(360g程度)、
果皮の色は赤褐、果点の大きさはやや大、密度は密、果面の粗滑は粗である。
果梗の長さは中、太さは細、肉梗の有無は無、果芯の形は円心臓、大きさは小、心室の数は中である。
果肉の色は黄白、硬さは軟、粗密は密、甘味は高(糖度13.5度程度)、酸味は中、香気は少、果汁の多少は多である。
---------』以上、抜粋。
●秋栄(あきばえ)の主な産地と旬
◆主な産地と生産量
秋栄は鳥取のオリジナル品種の為、他の地方では作られていません。
◆秋栄(あきばえ)の収穫時期と旬
秋栄の収穫時期は8月下旬頃から9月中旬頃で、出回る期間が短く量も比較的少ない品種なので見かけたらその時が買い時です。
品種 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | ||||||||
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秋栄(あきばえ) |
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