■焼きなすの作り方
暑い夏は食欲も落ちて、冷たくさっぱりとしたいものを口にしたくなりますね。そんな時、焼きナスは簡単に作れてご飯のおかずにも、酒のあてにもなる一品ではないでしょうか。
ナスに縦に浅く切り込みを入れておく事で、焼いている時、中の蒸気が抜けるようにしておきます。
ガス台に魚焼き用の網などを乗せ、その上にナスを置いて強火の直火で表面を焼いていきます。
全体に火が当たる様に、転がしながらムラが無いように焼きます。全体に表面がこんがりと焼きあがる頃には、中も火が十分に通っているはずです。焼いている途中、ナスから果汁が出てくるので、使用後のガス台は綺麗に拭きあげておきましょう。
焼きあがったナスは、熱いうちに表面の焦げた皮を綺麗にむいていきます。竹串を使ってもいいですが、私はいつもナイフの刃を立てて、写真のように表面を軽くこするように取ります。
完全に皮が取り除けたら、首を落とし、太いナスの場合は首のところから指先か竹串を使って縦方向に何本かに裂いて盛り付けます。
オオナガナスなど長いものは食べやすい幅に包丁で切って盛り付けましょう。
盛り付けたら、後は味付けです。
一般的には鰹節をふりかけ、おろしショウガを添えて醤油やポン酢などを垂らしたりしますが、出汁やコンソメを張ってからしを添えたりしても美味しいです。
■蒸しなすの作り方
ナスは皮をピーラーでむき、水にさらしておきます。
長いものは鍋に収まる長さに切り分けておきましょう。
蒸し鍋に水を張り、沸かしておきます。
蒸し台にナスを並べ、蓋をして約20分ほど蒸します。
蒸しあがったナスは、熱いうちに食べやすいように切って盛り付け、ショウガ醤油やポン酢などで食べても美味しいですが、冷たく冷やして食べても美味しいです。
また、残ったら味噌汁の具に使う事も出来ます。
油を一切使っていないので、さっぱりとした一品になります。