山芋・やまいも・ヤマノイモ:種類と特徴
●山芋(やまいも)とは
◆ヤマノイモ科ヤマノイモ属
一般に山芋と呼ばれるものには、大きく分けてヤマノイモ、ジネンジョ、ダイジョの3つの種類に分かれます。それぞれ厳密には別種ではありますが、実情は混同されていることが多く、それらのものすべてを総称して山芋(マヤイモ)と思っている人が多いようなので、このページではそれら山芋全般の目次的な意味合いの内容にしています。
◆ヤマノイモの種類
山芋(ヤマノイモ)には日本が原産の自然薯をはじめ、中国から伝わってきたナガイモなど色々な品種がありますが、主なタイプでは大きく5つがあります。
自然薯・・・天然の物や栽培物もある。細長く、山芋の中では最も粘りと旨みが濃いとされ、山菜の王と言われています。短形自然薯と呼ばれる塊状になるものもあります。
ナガイモ・・・一般的なナガイモ
ツクネイモ・・・伊勢芋や丹波ヤマノイモなど、ゲンコツ型になっているものが多い
イチョウイモ・・・いちょうの葉のような平たく広がった形をしています。色は白っぽい。
ダイジョ・・・沖縄ヤマノイモや台湾ヤマノイモなど大型になるものが多い。
●山芋(やまいも)の仲間
各品種名か画像をクリックしていただければそれぞれのページに移動できます。各品種ごとの特徴や選び方と保存方法や食べ方、そして栄養成分などを紹介しています。
ヤマノイモ(山芋)
ジネンジョ(自然薯)
ダイジョ(大薯)/台湾山芋
むかご
●山芋(やまいも)主な産地は
◆全国のヤマノイモ生産量
政府がまとめた平成22年(2010年)産の全国のヤマノイモの生産量です。これはナガイモも含めた色々なヤマノイモの合計数量であらわされています。
これでみると、北海道が最も多く、全体の4割近くを占めています。次いで青森県で、この二つの地方で全国の7割以上を生産したことになっています。この中の大部分はナガイモが占めており、ヤマノイモ全体の83%を占めています。
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