ムカゴ(むかご・零余子):旬の時期と特徴や主な産地
●むかご(ムカゴ・零余子)とは
◆ヤマノイモ科ヤマノイモ属
ムカゴはナガイモや自然薯などのヤマノイモ属の蔓になる肉芽の事で、秋になるとヤマノイモの蔓の葉の付け根辺りに沢山付き、地下の芋同様貴重な山の幸として食用になります。
量がそれほど採れないせいか、今ではあまりポピュラーな食材ではなく、スーパーなどでもあまり見かけませんが、昔から親しまれてきた食材なんです。
◆ムカゴはヤマノイモの種
ムカゴはヤマノイモの肉芽で、ムカゴを土に埋めておくとそこからヤマノイモの芽が出てきます。種と同じ働きをするというわけです。栽培の場合、芋を切って種芋にして苗を作る場合が多いようですが、実際にナガイモや自然薯などをこのムカゴから栽培する事もあります。
●むかご(ムカゴ・零余子)の主な産地は
◆ヤマノイモの産地と同じ
ムカゴはヤマノイモやナガイモの蔓に出来る実なので、当然ヤマノイモを沢山生産している地方で沢山採れるということになります。全国のヤマノイモの生産量を参考にみるといいでしょう。
●むかご(ムカゴ・零余子)の旬は
◆ムカゴの収穫時期と食べ頃の旬
ムカゴは9月ごろから付きはじめます。収穫時期は9月下旬から11月初旬頃で、その頃になると葉の色が黄色くなり始め、指で軽く触っただけでぽろっと取れる位になったら完熟です。
食べ頃の旬も収穫時期と同じで10月から11月が旬と言えます。
品種 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||
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むかご |
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