タイナス/マクアポ:特徴や産地と旬
●タイナス/マクアポとは
◆タイでは身近な品種
現地でマクアポまたはマクアプロと呼ばれる小型のナスで、タイで普通に見かける品種です。グリーンカレーなどの煮込み料理に使われることが多く旅行に行ったことがある方は食べたことがあるのではないでしょうか。
国内でも種が入手でき、家庭菜園や個々の農家が栽培ししおり、各地の直売所などでも見かけます。
タイにはこれとよく似たスズメナスとも呼ばれているものがありますが、こちらはマクア・ポアンという品種で、マクアポよりもさらに一回り小さな丸ナスで、こちらもグリーンカレーなどによく使われています。
◆マクアポの特徴
マクアポはタマゴナスと同じくらいの大きさでぷっくりとした丸い形のものが多いです。表皮の色は濃い緑色の模様が入っているものと色が薄いものがあります。
果皮は硬く、果肉も固めで、種がたくさん入っているのが特徴。日本のナスとはずいぶん食感も違い、好みが分かれるかもしれません。
●マクアポの美味しい食べ方と料理
◆調理のポイント
皮が硬く、食べた時の食感もしっかりとしており、種がプチプチと感じられます。硬い分、煮崩れしにくいので、現地でも煮込み料理によく使われています。
炒め物では食感がしっかりとしているので、あえて食感を活かすようなときにはいいでしょう。また、煮込むことで適度に柔らかくなります。
◆王道の煮込み料理
日本でもおなじみのグリーンカレーによく使われています。また、普通のカレーにも使えます。
ただ、煮込んでも種のプチプチは残るので、この食感を楽しむような気持で食べるといいでしょう。
◆炒め物や焼き物
マクアポは焼いてもほとんど崩れることはありません。さっと素揚げして中華風の炒め物に使ったり、スライスしてソテーして付け合わせに使ったりします。
◆タイナス/マクアポを使った料理をレシピサイトで探す
主な料理レシピサイトのタイナス/マクアポを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
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