サファイヤなす/真仙中長茄子<ナスの品種
●サファイヤなすとは
◆正式な品種名は真仙中長なす
「サファイヤなす」または「蔵王サファイヤ」という名称で流通しているナスがありますが、これは山形県の山形市内でハウス栽培されている漬物用小ナスのブランド商標です。
使用されているのは渡辺採種場が開発した「真仙中長なす」という品種で、これを皮が軟らかい若い間に収穫し、主に漬物に用いられます。
◆サファイヤなすの特徴
形は少しスリムな千両ナスといった感じで、大きさは千両ナスよりも小さいうちに収穫されます。
皮の色はつやのある濃い紫で、柔らかく歯切れが良いので漬物に最適とされています。
とは言っても、炒めものや揚げ物など、一般的な茄子の料理に使っても美味しいです。
●サファイヤなすの主な産地と旬
◆主な産地
真仙中長なすの種は全国どこでも入手でき、栽培されてはいますが、サファイヤナスまたは蔵王サファイヤは山形市の特産として商標登録されているので、山形市内のみとなります。
◆サファイヤなすの収穫時期と旬
ハウス栽培されているので収穫は早いものだと3月下旬頃から始まりまり、11月頃まで続きます。とは言っても、やはり食べごろの旬は夏前後の6月から9月となります。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
サファイヤなす |
FacebookとTwitter