■美味しい焼き芋の焼き方
●焼き方のポイント
サツマイモと言えばやっぱり焼き芋ですよね。焼き芋をする場合は、あまり強火で焼かず、時間をかけてじっくりと焼く方が甘味が引き出されて美味しくなります。まず100~120℃の低い温度で1時間焼きます。この時、こまめに扉を開け、天地を返しながら焼きます。こうすることで一気に温度が上がるのを抑え、じっくりと均一に火が通ります。その後200~220℃で30分程高温で表面に香ばしい焦げ目がつくように焼き上げます。
焼き芋は、加熱によってサツマイモのデンプン質が麦芽糖に変化することで甘く感じるようになるのですが、この時の温度が60~70度の間に限られているそうです。それよりも低くても高くてもこの変化が起こりにくくなるとされています。石焼芋がとても甘くて美味しいのは、この温度帯でじっくりと長時間にわたって加熱されているからなんです。逆に電子レンジだと、一気に加熱されるため甘味があまり作られないまま火が通ってしまうのでお勧めしないと言うわけです。
それぞれ品種の解説ページに、品種ごとの焼きあがった食味なども解説しています。
●オーブントースターでも焼ける
オーブントースターの場合は熱源と芋の間が狭く、そのまま焼き上げると上と下が焦げてしまいます。芋をアルミホイルで包み、10分から15分ごとに転がすようにして、熱に近い部分を変えてやりましょう。焼き上がりまではやはり70~90分を目安にすると良いです。
■色々な食べ方と主な料理
●煮物
煮物では普通に出汁と醤油で煮る事も出来ますが、甘露煮にされる事が多いのでは。さつまいもの甘露煮の場合、あまり甘くし過ぎない事と、レモンを加える事でさっぱりとした味に仕上げる事が出来ます。
また、味噌汁の実にしたり、鍋に加えても美味しいです。
●揚げ物
サツマイモは家庭での天ぷらの定番です。スライスを天ぷらにするだけでなく、千切りや細切りにしてかき揚げにしても美味しいです。
ポテトのように素揚げにしても美味しいですね。素揚げしたサツマイモに、バターと蜂蜜を混ぜた物を付けて食べると最高です。大学芋も揚げ物と言っても良いでしょう。
また、潰したサツマイモでコロッケにしても良いでしょう。甘いコロッケが出来ます。
●ポタージュ
サツマイモのポタージュも美味しいですね。
●サツマイモを使ったスウィーツ
サツマイモは焼き芋にするだけでも十分に美味しいスウィーツと言えますが、それ以外にもスウィートポテトや芋ようかん、ムース、芋かりん糖など色々なスウィーツが作れます。
●主なレシピサイトのサツマイモ料理レシピ
主な料理レシピサイトのサツマイモを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
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