灯籠蜜いも/とろみついも/トロミツイモ<安納芋<サツマイモの品種
●灯籠蜜いも(とろみついも)とは
◆安納系のブランド芋
灯籠蜜芋(とろみついも)というのは品種登録された品種名ではなく、産地のブランド商標で、2010年頃から出回り始めた新しいブランド芋です。
熊本県山鹿で種子島産の安納芋をもとに栽培方法などを工夫し改良されたものとされています。通常種子島で作られている安納芋は環境が違う本土で栽培してもなかなか種子島産のものと同じような甘さにならないと言われていますが、この灯籠蜜いもはそれと同じかそれ以上に甘いと謳われています。
また、山鹿産孟宗竹チップ圃場に入れることで農薬を従来の半分に減らして栽培しているとのことです。
◆灯籠蜜芋(とろみついも)の特徴
写真の物はMサイズとなっています。外見は安納系という事で安納紅と色や雰囲気は似ていますが、安納芋のような縦の起伏はあまりなく、断面がほぼ円形です。
切った果肉の色はオレンジ色で、安納系の特徴を感じさせます。
◆灯籠蜜いもの焼き芋
産地のパンフレットには焼き芋に最適と書かれているので、170度のオーブンで1時間近くかけて焼いてみました。一般的なイモと比べると今回買ったものは期待したほどではありませんでしたがやはり甘味は強く、ホクホク系ではなくややネットリ系で、焼き芋としてはとても美味しいレベルのものでした。
●灯籠蜜芋(とろみついも)の主な産地と旬
◆主な産地と生産量
灯籠蜜いもは熊本県山鹿地区のブランド商標で、当然この地区で作られたものしかありません。
◆灯籠蜜芋の収穫時期と旬
収穫は9月下旬頃から始まります。美味しく食べられるようになるには収穫後1ヶ月間ほど貯蔵した方が甘くなるということなので、食べ頃の旬は10月下旬頃から12月頃までとなります。年明けも美味しく食べられますが、その頃には売り切れで出回っていないと思われます。
品種 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | ||||||||
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灯籠蜜芋 |
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