オレンジ色のサツマイモ 紅きらら/ベニキララ
●紅きららとは
◆ニンジン芋の一種
紅きららの来歴は不明ですがその外観や肉質は隼人いもとよく似ています。果肉がオレンジ色をしているのでニンジン芋やかぼちゃ芋などと呼ばれるものの一つになります。
◆紅きららの特徴
栽培に関しては、収量が比較的多く、過太りもしにくく比較的栽培しやすい品種とされています。
形は一般的なサツマイモと変わりませんが、ニンジン芋やかぼちゃ芋などと呼ばれるように表皮の色がややオレンジに近い肌色で、中の果肉は綺麗なオレンジ色をしています。このオレンジ色はカロテンを多く含んでいる為です。
貯蔵性は高く、貯蔵することででんぷんの糖化が進み、しっとりした肉質に変わっていくとされています。
◆紅きららを焼いてみた
今回入手した福岡県産の物を、実際に180度のオーブンで90分程焼いてみました。
焼き上がりは写真の通り、まだ収穫されてからの貯蔵期間が短かったのか、すごくしっとり・・・と言う感じには焼きあがりませんでしたが、ホクホク系で無いのは確かで、部分的にしっとりしています。舌に感じる食感としても、繊維があまり感じられず滑らかな感じでした。
それでも甘さは十分で、紅あずまより甘く感じます。強くはありませんが、カロテン臭なのか紅あずまや鳴門金時などとは違った独特の香りが感じられます。
◆紅きららの収穫時期と旬
収穫時期は9月下旬頃から10月にかけてですが、美味しく食べるには一月ほどは貯蔵してからの方が良いので、食べ頃の旬は11月頃から2月頃となります。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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紅きらら |
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