アスパラガスの栄養価と効用

グリーンアスパラガス

■アスパラガスに含まれる主な有効成分と働き

●茹でても大丈夫

 アスパラガスにはそれほど多いわけではありませんが、ビタミン類やカリウムなどを含んでいます。
また、アスパラガスは、茹でてもこういった栄養成分がほとんど流失し無いと言う特徴があります。

●アスパラギン酸

 アミノ酸の一種で新陳代謝を促し、疲労回復やスタミナ増強に効果があるそうです。
 また、利尿作用により、腎臓や肝臓の機能回復にも効果があると言われています。

●ルチン

 穂先部分に含まれるフラボノイド色素の一種で、血管を丈夫にし、高血圧や動脈硬化の予防に効果があります。

■七訂日本食品標準成分表

●可食部100gあたりの成分

 下の表に含まれる成分の量を載せています。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
22
kcal
92.6
g
2.6
g
0.2
g
3.9
g
0.7
g
-g -g 0 1.8
g
ビタミン
カロテン当量 E K B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
380
μg
1.5
mg
43
μg
0.14
mg
0.15
mg
1.0
mg
0.12
mg
190
μg
0.59
mg
15
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
2mg 270mg 19mg 9mg 60mg 0.7mg

七訂日本食品標準成分表より

●生のアスパラガス100gあたりに含まれるアミノ酸

下の表は七訂日本食品標準成分表に掲載されているアスパラガスに含まれているアミノ酸の一覧です。

アミノ酸(mg/100g中)
イソロイシン 72 チロシン 58 アラニン 110
ロイシン 130 スレオニン 80 アスパラギン酸 430
リジン 120 トリプトファン 25 グルタミン酸 340
メチオニン 31 バリン 100 グリシン 94
シスチン 28 ヒスチジン 43 プロリン 87
フェニルアラニン 72 アルギニン 120 セリン 120

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