●パープルアスパラガス(紫アスパラガス)の概要や品種と調理のポイント
◆パープルアスパラガス(紫アスパラガス)の特徴
パープルアスパラガスは形状は一般的なアスパラガスと変わりませんが、表皮の部分にアントシアニン系の色素を多く含み、鮮やかな紫色をしているのが特徴です。ただ、ある程度成長するとグリーンになってしまうため、収穫時期がシビアでちょっとタイミングを逃すと商品価値がなくなってしまいます。
味的にはグリーンアスパラに比べ少しやわらかく甘みも強いのが特徴です。
◆パープルアスパラガスの調理のポイント 食べ方
綺麗な紫色は茹でるなど加熱するとグリーンに変色してしまい、普通のアスパラガスと見た目があまり変わらなくなってしまいます。綺麗な色のまま食べたい場合は、柔らかい先の方を生のままサラダなどにして食べるといいでしょう。生も意外に美味しいですよ。
またアントシアニンは酸と反応して綺麗に発色する場合があり、このアスパラガスの場合も茹でる際に酢を加えてゆでる事で少しは色落ちが防げますが、あまり綺麗な色には仕上がりません。
◆主な産地
北海道や長野県で作られています。非常に生産量が少なく、主にレストラン向けや百貨店での扱いとなっています。
紫色のアスパラガスの主な品種と種子の取り寄せ
パープルアスパラガスの品種には渡辺農事から出ている「パープルタワー」をはじめ、サカタのタネが販売している「恋むらさき」「パープルウェルカム」などいくつかの品種があります。下の画像や名称はそれらの種子の楽天ショップ、あるいはAmazonへのリンクとなっています。
◆パープルアスパラガスの写真ギャラリー
各画像をクリックしていただければ拡大画像がご覧いただけます。
撮影機材: CANON EOS 60D , EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS II
ロゴなし元画像サイズ:約1800万画素(5184x3456) 72dpi(350dpi対応可) RAWデータあり