ケール/Kaleに含まれる主な有効成分とその効用やカロリーをはじめビタミン類などの栄養成分量を七訂日本食品標準成分表をもとに紹介します。それぞれの栄養素については、「旬の食材と栄養素」で詳しく説明しているので、そちらと合わせてご覧ください。

●ケールに含まれる主な有効成分とその働き

 ケールは非常に栄養価が高く、ビタミン類やミネラルなどをバランスよく、しかも野菜の中ではどれも上位に入る量を含んでいることから、青汁の原料に適した野菜としても知られています。ケールには様々な品種があり、また、環境によってもその成分量は差があるようです。イタリア野菜で知られるカーボロネロもケールの一種です。

◆βカロテンをはじめビタミンE,Cなど抗酸化作用が強い成分がたっぷり

ケール/Kale

 ケールはβカロテンが100g中2900μgも含まれる緑黄色野菜です。また、ビタミンEはブロッコリーと同じ2.4mg、Cは81mgといずれも野菜の中ではトップクラスとなっています。

 これらはどれも抗酸化力が強い栄養素で、活性酸素を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあるので、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に役立っていると考えられています。また、老化の予防効果も期待できます。

◆メラトニンによる熟睡効果

 ケールはメラトニンと言われる成分を含んでいます。この成分は神経ホルモンの一種で、体内時計を正常に保ち、寝つきをよくすると共に睡眠の質を改善する働きがあるといわれています。

◆酸化防止や目を保護する働きがあるルテイン

カーボロネロ

 ルテインと言えば蕎麦が知られていますが、ケールにも沢山含まれています。このルテインとはカロテノイドの一種で、抗酸化力が強いだけでなく、外の光に対して青色の光を吸収するほか、光を遮り、細胞の酸化を防ぐ働きがあるとされています。これにより、白内障の予防などにも貢献してるとされています。

◆豊富な食物繊維

 食物繊維には腸の働きを整え、便通を浴する働きやコレステロールの排出や急激な血糖値の上昇を防ぐ働きなどがあります。

◆カルシウムも沢山

 ケールには100g中220mgもカルシウムが含まれており、野菜の中ではトップクラスです。

●七訂日本食品標準成分表でみる栄養成分量

◆生のケール 可食部100gあたりの成分

 下の表に含まれる成分の量を載せています。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
28
kcal
90.2
g
2.1
g
0.4
g
5.6
g
1.5
g
-g -g 0 3.7
g
ビタミン
カロテン当量 E K B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
2900
μg
2.6
mg
210
μg
0.06
mg
0.15
mg
0.9
mg
0.16
mg
120
μg
0.31
mg
81
mg

無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 鉄
9mg 420mg 220mg 44mg 45mg 0.8mg

七訂日本食品標準成分表より