カーボロネロ/黒キャベツ/cavolo nero<イタリア野菜
●カーボロネロとは
◆イタリア、トスカーナ地方の不結球キャベツ
(伊)cavolo nero (英)black cabbage, Tuscan Cabbage (仏)Chou frise
カーボロネロはイタリア、トスカーナ地方が原産と言われている結球しない葉キャベツの一種で、「ケール」と同じ仲間に当たります。いくつかの品種があり、日本では黒キャベツとも呼ばれています。
イタリアでも「カーボロネロ」はこういったキャベツの総称として使われているようです。国内には2社の種が入ってきていて、表示には"Laciniato nero di Toscana"と書かれています。
一般に知られている黒キャベツは葉の形がスリムなものですが、この仲間で、葉の形が広い「ゴズィラーナ」という品種もあります。
◆カーボロネロの特徴
株は中心に太目の茎があり、そこから放射状に細長い葉を伸ばします。
葉は中心に太い葉脈があり、細長い形をしており、表面は細かく縮れ、葉の縁が裏側に丸まっています。
色は黒キャベツとはいっても真っ黒ではなく、濃い緑色です。
やや繊維質が固く感じますが、味は見た目の印象ほどクセはありませんが、味自体は濃く感じます。
煮込んでも煮崩れしにくいですが、色は黒ずんだ感じになり、綺麗な色とはいえません。
●カーボロネロの栽培時期と食べ頃の旬
◆栽培時期
6月~10月にかけての初夏から秋口の間に種を撒き、11月頃から4月頃までが収穫時期となります。植え付けからおよそ60~70日程で収穫し始められるとなっています。
◆カーボロネロの収穫時期と旬
日本での食べ頃の時期は寒い冬から春先あたりで、その頃が甘味が増して美味しい時期とされています。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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カーボロネロ |
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