●スカーレットケールの概要や特徴
◆スカーレットケールとは
スカーレットケールは海外が原産の紫色のカーリーケールの一種です。その来歴を調べてはみたのですが、イギリスで開発されたとするものやロシア原産とするものなどがありよく分かりませんでした。
海外品種ではありますが、国内でもいろいろな店が扱っており栽培されています。
◆スカーレットケールの特徴
スカーレットケールの葉は縦長で深く切り込みが入り、緑色の地に紫色に着色し外縁が細かく縮れているのが特徴です。葉の軸は紫色でやや太くしっかりとしていますが、葉自体はケールの中では比較的薄く柔らかいです。
葉の縮れは外縁部なので、葉が大きく成長するにしたがって縮れている部分の割合は減ります。
◆実際に食べてみたスカーレットケールの食味
撮影試食したスカーレットケールは滋賀県近江八幡の近江園田ふぁーむさんから6月中旬に仕入れた、農薬・化学肥料を使わずに栽培されたものです。
葉を手でちぎってサラダにしてみると、葉先が細かく縮れているのでふんわりとボリューム感が出ます。また色が濃く、グリーンのレタスなどと合わせると彩もとても良い感じです。
葉の食感はレタスのようなクリスプ感はなくサニーレタスよりも葉が厚いのですが、ケールとしては薄くて柔らかく、サラダでレタスなどとともに食べても違和感なく食べられます。
葉の色が濃く苦みがありそうに見えるかもしれませんが、意外に苦みは少なく、コクのような味わいが感じられます。
各画像をクリックしていただければ拡大画像がご覧いただけます。
●スカーレットケールの写真ギャラリー
滋賀県近江八幡の近江園田ふぁーむさんから仕入れたスカーレットケールです。
撮影機材: CANON EOS R5 , RF28-70mm F2 L USM, RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
ロゴなし元画像サイズ:約4500万画素 8192X5464pix 72dpi RAWデータあり