■レモンの主な有効成分とその働き

●クエン酸といわれる有機酸を多く含んでいます。

 レモンの酸味の主な成分はクエン酸で、これには疲労回復、ストレス解消、免疫力向上、成人病予防など様々な効果があります。疲れたときにきゅっとレモンを絞ったドリンクや蜂蜜漬けにしたものを食べるといいでしょう。

●ビタミンCが豊富

 レモンには果汁100gあたり50mg(全果だと100mg)ものビタミンCが含まれています。この量はちょうど大人が一日に必要なビタミンCの量にあたるので、毎日レモン果汁100ccを飲むといいということになります。

 ビタミンCには免疫力を高める働きがあるので風邪の予防にも良い他、疲労の回復効果や、肌荒れなどに効果があり美肌にも役立つとされています。

ハニーライム

■七訂日本食品標準成分表でみるレモンの栄養成分量

●生のレモン100gに含まれる栄養成分量

 下の表に含まれる成分の量を載せています。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

状態 エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
全果 54
kcal
85.3
g
0.9
g
0.7
g
12.5
g
0.6
g
0.05
g
0.13
g
0 4.9
g
果汁 26
kcal
90.5
g
0.4
g
0.2
g
8.6
g
0.3
g
(0.02)
g
(0.04)
g
0 Tr
ビタミン
状態 カロテン E K B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
全果 26
μg
1.7
mg
0
μg
0.07
mg
0.07
mg
0.2
mg
0.08
mg
31
μg
0.39
mg
100
mg
果汁 6
μg
1.0
mg
0
μg
0.04
mg
0.02
mg
0.1
mg
0.05
mg
19
μg
0.18
mg
50
mg
無機質
状態 ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
全果 4
mg
130
mg
67
mg
11
mg
15
mg
0.2
mg
果汁 2
mg
100
mg
7
mg
8
mg
9
mg
0.1
mg

七訂日本食品標準成分表より

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主なレモンの品種

ユーレカ種レモン

ユーレカ種

 イタリアのシチリアが原産の種子をアメリカ・カリフォルニアに植えられた実生から選抜された品種と言われています。

アレンユーレカ種レモン

アレンユーレカ種

 ユーレカ種よりさらに棘が少なく、樹勢も強く豊産性で、国内でも瀬戸内地方などで栽培されています。

 リスボン種レモン

リスボン種

 レモンの中では最も寒さに強く、国内でも主要品種として各地で栽培されている品種です。

交雑種レモンやその他

マイヤーレモン/メイヤーレモン

マイヤーレモン

 オレンジとレモンの自然交雑で誕生したといわれる交雑種で黄色から橙色に着色し酸味もまろやか。

璃の香(りのか)

璃の香(りのか)

 レモンにヒュウガナツを交配して育成された、かいよう病に強く大果で果皮が薄く、酸味がまろやかなな柑橘

ハニーライム

ハニーライム

 レモンとネーブルやみかんと交雑して生まれたとも言われるしずおかコンシェルジュがブランド化を進める柑橘

ヒメレモン/姫レモン

ヒメレモン

 中国からインドにかけて分布する「廣東レモン」橙色有酸品種とされ、熟すと濃橙色に着色します。果皮は独特の山椒のような香りがします。