つる菜/蔓菜/ツルナの栄養価と効用

ツルナ/蔓菜/つるな/ハマヂシャ/つる菜

 ツルナ/蔓菜/つるな/ハマヂシャに含まれる主な有効成分とその働きや、カロリーをはじめビタミン類などの栄養成分量を日本食品標準成分表2020年版(八訂)をもとに紹介します。

●ツルナに含まれる主な有効成分とその働き

◆カロテンが豊富

 ツルナには100g中にβカロテンが2700μg含まれています。これはクレソンとほぼ同じ量です。βカロテンには活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から守る働きや、皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きがあり、あわせて免疫力を高め、がん予防にも効果があると言われています。

◆ビタミンK

 ツルナにはビタミンKが多く含まれています。これには怪我をした時などに止血する、血液を凝固させる成分の合成に関わっている他、カルシウムを骨に定着させる働きがあり骨粗しょう症の治療薬としても知らてています。

◆生薬としての胃薬

 ツルナはその茎葉を乾燥させたものを「蕃杏(ばんきょう)」または「浜千舎(はまじしゃ)」と呼び、生薬として用いられてきました。この生薬には胃潰瘍や胃酸過多などを改善する胃薬としての効果があるとされています。

◆豊富なミネラル

 鉄分をはじめ、身体に必要なミネラルをバランスよく沢山含んでいます。

 それぞれの栄養素については、「旬の食材と栄養素」で詳しく説明しているので、そちらと合わせてご覧ください。

●日本食品標準成分表2020年版(八訂)でみる栄養成分量

◆生のツルナ 可食部100gあたりの成分

 下の表に含まれる成分の量を載せています。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
15
kcal
93.8
g
1.8
g
0.1
g
2.8
g
1.3
g
-g -g 0 2.3
g
ビタミン
カロテン当量 E K B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
2700
μg
1.3
mg

310

μg

0.08
mg
0.30
mg
1.0
mg
0.13
mg
90
μg
0.46
mg
22
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 鉄
5mg 300mg 48mg 35mg 75mg 3.0mg

日本食品標準成分表2020年版(八訂)より