ニンジン(人参/にんじん):含まれる栄養成分と効用

ニンジン(人参/にんじん)

■ニンジンに含まれる有効成分と効用

●非常にカロテン当量を多く含んでいます。

 ニンジンにはカロテンと言う名前の由来にもなっているくらい、人参にはたくさんのカロテンが含まれています。β-タカロテンは抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。また、油との相性がよく、揚げ物や油炒め、バターソテーなどのように、共に摂取することでビタミンAの効果が増すそうです。

●金時人参にはリコピン

ニンジン(人参/にんじん)

 西洋系のオレンジ色はカロテンですが、金時人参などの赤い色はリコピンといわれる色素です。これは、カロテンの一種ではあるのですが、β-カロテンとは違い、ビタミンAには変化しません。しかし、リコピンそのものが活性酸素を減らす働きがあるそうです。それも、β-カロテンやビタミンEの何倍もの効果があるそうです。

■七訂日本食品標準成分表で見るニンジンの栄養価

●生のニンジンの可食部100gあたりの成分

ニンジン(人参/にんじん)

 下の表は生の皮つきニンジン含まれる成分の量を載せています。ニンジンは皮の部分にも栄養成分が詰まっています。皮を剥いたものより、皮つきの物の方がカロテンが多く含まれています。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
39
kcal
89.1
g
0.7
g
0.2
g
9.3
g
0.8
g
0.02
g
0.06
g
0 2.8
g
ビタミン
カロテン当量 E K B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C

8600

μg

0.4
mg
17
μg
0.07
mg
0.06
mg
0.8
mg
0.10
mg
21
μg
0.37
mg
6
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 鉄
28mg 300mg 28mg 10mg 26mg 0.2mg

七訂日本食品標準成分表より

●生の金時ニンジンの可食部100gあたりの成分

金時ニンジン

 下の表は生の皮つき金時ニンジン含まれる成分の量を載せています。金時ニンジンも一般的なニンジンと同様皮の部分にも栄養成分が詰まっています。皮を剥いたものより、皮つきの物の方がカロテンやリコピンが多く含まれています。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
44
kcal
87.3
g
1.8
g
0.2
g
9.6
g
1.1
g
0.01
g
0.04
g
0 3.9
g
ビタミン
カロテン当量 E K B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
5000
μg
0.5
mg
2
μg
0.07
mg
0.05
mg
1.0
mg
0.12
mg
110
μg
0.32
mg
8
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 鉄
11mg 540mg 37mg 11mg 64mg 0.4mg

七訂日本食品標準成分表より

●生のニンジンの葉の部分100gあたりの成分

ニンジン葉

 下の表は生のニンジンの葉に含まれる成分の量を載せています。葉の部分にも栄養がたっぷり含まれているので、柔らかく食べやすい葉は食べるよう心掛けたいですね。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
18
kcal
93.5
g
1.1
g
0.2
g
3.7
g
1.1
g
‐ g - g 0 2.7
g
ビタミン
カロテン当量 E K B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
1700
μg
1.1
mg
160
μg
0.06
mg
0.12
mg
1.1
mg
0.15
mg
73
μg
0.43
mg
22
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン 鉄
31mg 510mg 92mg 27mg 52mg 0.9mg

七訂日本食品標準成分表より

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