にんじん菜(ニンジン菜)/葉にんじん(葉ニンジン):特徴や旬の時期

にんじん菜(ニンジン菜)/葉にんじん(葉ニンジン)

●にんじん菜/葉にんじんとは

◆セリ科ニンジン属

にんじん菜または葉にんじんと呼ばれているものは一般的なにんじんをまだ根が成長する前に間引きして収穫されたものや、葉を食用とするために栽培されたものです。根が完全に成長した状態では葉が硬くなっていますが、こういったにんじん菜や葉にんじんは葉が柔らかく食べやすいのが特徴です。

◆間引きにんじん

にんじん菜(ニンジン菜)/葉にんじん(葉ニンジン)

にんじんの栽培過程で間引きのために若採りされたもので、根の部分に細く小さなにんじんが出来ているのが特徴。間引きされた時期によってこのにんじんの大きさが変わると共に、葉の軸の硬さも変わってきます。

◆水耕栽培されたにんじん菜

かつては間引きによって採れたものでしたが、近年ではあくまでも葉を食用とするために栽培されたものもスーパーや八百屋で目にするようになりました。そういったものの多くはハウスなどで水耕栽培されており、根がにんじんとして形成される前に収穫されています。そして葉や軸がとても柔らかく、生のままでも美味しく食べられるという特徴があります。

◆にんじん葉の特徴

にんじんの葉は細かく繊細な感じで、にんじんというよりセリに似たような風味があります。

●にんじん菜/葉にんじんの旬は

◆通年出回っています

にんじん菜は水耕栽培され、通年市場には出回っています。

◆間引きの葉にんじんは夏が旬

にんじんの栽培は一般的な環境では夏に種を蒔き、秋に収穫します。間引きはその過程で行われるので、夏から秋にかけてが旬の時期となります。もちろん、春蒔きや、トンネル栽培での冬蒔きもありますが、夏が最盛期と言えます。

品種 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
葉にんじん(間引き)                        
にんじん菜(水耕栽培)                        

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