●アメーラ・ルビンズ/ルビンズ・ゴールドとは
◆サンファーマーズの高糖度ミニトマト
アメーラ・ルビンズおよびルビンズ・ゴールドは灌水ぎりぎりまで抑えた養域栽培システムによって、通常より小さな状態で完熟するように作られた高糖度のミニトマトです。アメーラ・ルビンズやルビンズ・ゴールドというのは品種名ではなく、販売管理している株式会社サンファーマーズの登録商標です。このサンファーマーズという会社は、生産者が組織して法人化した販売会社で、「アメーラ」というミディトマトもこの会社によって販売管理されています。
アメーラ・ルビンズとルビンズ・ゴールドはガクの部分を取り除き、実だけが楕円筒形の透明プラスチックケースに詰められており見た目がとてもお洒落で一般的なミニトマトとは一線を隔しており、ブランドイメージを高めている。また、2017年にはルビンズ・ショコラという暗赤色のチョコレートのようなタイプも登場しています。
◆アメーラ・ルビンズ/ルビンズ・ゴールドの特徴
アメーラ・ルビンズは赤い楕円形のミニトマトで、果皮は全体に品のある濃い赤です。果皮は厚めでしっかりとした歯がざりがあり、果肉もしっかりとしています。収穫の季節により皮や果皮の状態に少し違いがあり、冬場ぼ物はより皮が厚く糖度や味も強くなる様です。
味は甘味と共に程よく酸味もあり、また、少し渋みも含み全体に味が濃く感じられます。
ルビンズ・ゴールドはナツメのような身の形で、果皮は濃い黄色で、赤い物ほどではありませんがやはり皮はやや厚く感じられ、それによって食べた時にパリッとした食感になっています。
味は赤いタイプに感じられる渋みは少なく、甘味酸味とコクがあり、やはり一般的な黄色いミニトマトに比べ味が濃く感じられます。
ルビンズシリーズはいずれも出荷基準糖度10度以上とされています。
◆ミニトマト・ルビンズの食べ方
ルビンズシリーズは皮が厚くしっかりとした歯触りがあり、色味も深みがあって品があるので生のままサラダなどに散らしてももちろん美味しいです。また、加熱調理するとまた違った旨みが感じられます。皮や身がしっかりしているので、さっと火を通しても煮崩れしにくい。写真はホシガレイのムニエルにサッとバターで加熱したルビンズを散らした物。
◆主な産地
アメーラ・ルビンズ、ルビンズ・ゴールドは主に静岡県で作られている他。長野県の軽井沢でも作られているようです。
◆ルビンズの収穫時期と旬
ルビンズは通年栽培出荷されていますが、サンファーマーズのホームページによると2月頃から6月頃にかけてが最も甘くなるそうです。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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ルビンズ |