身近なキュウリですが、美味しいキュウリの選び方を身につけ、適した保存方法と合わせ良い状態で使えるようにしましょう。同じ食べるなら美味しく食べたいですよね。

■美味しいキュウリを選ぶポイント

◆イボが痛いもの

キュウリのイボ

 キュウリはなるべくイボが残っていてチクチクするくらいの物を選んでください。また、果肉が硬くしっかりとしている物を選びましょう。

◆曲がっていても大丈夫

 スーパーにはまっすぐに伸びた綺麗なキュウリが並んでいますが、曲がっていても味は変わりません。JAなど直売所にはこうした曲がったものなどが安く売っていたりするのでお勧めです。

キュウリ キュウリ

 家庭菜園をされている方は経験があるかもしれませんが、きゅうりは収穫のタイミングが遅れると思った以上に大きくなってしまいます。そういったものは規格外として扱われ、スーパーなどにはほとんど並びませんが、道の駅などの直売所には沢山並びます。中にはこういった肥大したきゅうりを好む方もいるようで、聞くと漬物にするととてもおいしいということです。価格は思いのほか安く、しかも大きいのでお買い得と言えるかもしれませんね。

■キュウリの保存方法

◆キュウリは野菜庫に入れる

 冷蔵庫に保存する際、キュウリは冷やし過ぎるとかえって傷みやすくなります。ラップや袋に入れ、野菜庫に入れてください。

◆冷凍する場合

 どうしても長期間保存したい場合は、キュウリをスライスして塩もみし、軽く絞ってから小分けして冷凍します。解凍は冷蔵庫に移して自然解凍します。

 使い道は和え物などで、食感が損なわれているのでサラダには向きません。

■キュウリの美味しい食べ方

◆下処理

●両端の部分には苦味成分が含まれているので、調理する時に端から1cmほど切り捨てたほうがいいです。また、付け根の端の皮も厚めに剥き取りましょう。それ以外の皮はなるべくそのまま使うようにします。

●板ずりと言って、昔の人は、きゅうりを、塩を撒いたまな板の上でごろごろと手で押さえながら転がしていました。これは、色留めと青臭さを抑えるためで、今でも有効なひと手間です。

◆主な料理

花がついたままの幼果

生のままサラダや酢の物、様々な和え物ピクルス、薄くスライスして塩もみなどいろんな食べ方があります。またまるままもろ味噌で食べるもろきゅうも美味しいですね。

炒め物にも意外に美味しいですよ。塩をして水気を絞ったキュウリをシンプルにベーコンとニンニクを効かせてさっと炒めるだけでも十分にイケます。

煮物も美味しい。キュウリは生で食べる事が多い野菜ですが、実は煮物も美味しいんですよ。和風に出汁と醤油などでさっと煮て、冷たく冷やして食べます。また、ヨーロッパ調にトマト缶のトマトで煮ても美味しいです。特に太くて種が気になるくらいのものがあればこういった煮物にしてしまうと美味しく食べられます。

◆キュウリの料理レシピ いろいろ

 主な料理レシピサイトのキュウリを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。

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