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加賀太きゅうり(かがふときゅうり/カガフトキュウリ)

■加賀太きゅうり(かがふときゅうり/カガフトキュウリ)とは

◆石川県の加賀野菜野菜の1つ

加賀太きゅうり(かがふときゅうり/カガフトキュウリ)

加賀太きゅうり(かがふときゅうり)は昭和11年に金沢市久安町の米林利雄氏が東北の短太系きゅうりの栽培に取り組んだのが始まりとされています。当時の短太系きゅうりは黄色っぽく、断面が三角でウリに近いものだったそうです。その後金沢で古くから栽培されていた節成りきゅうりとの交雑を経て現在の太く断面が丸い形で、色も緑色になったと言われています。

現在では露地栽培よりもハウスや温室を使った栽培が中心となっています。

現在、「金沢市農産物ブランド協会」によって、加賀伝統野菜15品目の中のひとつとして扱われ、ブランド化が進められています。

◆加賀太きゅうり(かがふときゅうり)の特徴

加賀太きゅうり(かがふときゅうり)

加賀太きゅうり(かがふときゅうり)はその名のごとくとても太く直径6cmから7cmほどもあり、1本の重さも600~800gもあります。大きいものだと1kgを越すものもあるようです。

果肉部分がとても厚く、一本でも食べ応え十分と言った感じで、食感も適度な歯ざわりが楽しめます。

種の部分は食べられないわけではありませんが、通常は皮を剥き、種の部分も包丁で切り取って果肉部分だけを使います。その方が食感や見た目がよく仕上がります。

◆加賀太きゅうり(かがふときゅうり)の旬

加賀太きゅうりは主にハウスや温室で栽培されています。収穫は4月頃から11月頃まで行われていますが、良い状態のものが沢山出回る旬の時期は5月から6月ごろまでです。

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