ベリー各種

■ベリー類の4種類の植物

●ユキノシタ科

レッドカラントやブラックカラント、ホワイトカラントなどのフサスグリ類と、グースベリーなどのスグリ類

●バラ科

イチゴを筆頭に、ブラックベリー 、ラズベリー

●ツツジ科

ブルーベリー 、クロマメノキ(浅間べりー)

●コケモモ科

クランベリー

■主なベリーの種類

フランス名はグロゼイユ(Groseille)。グースベリーと非常に良く似ているが、枝にとげがなく、房状に実がなるものがレッドカラント。透明感がある真っ赤な小さい実で、非常に酸味が強い

レッドカラントと同じ仲間のフサスグリで、実の色が白いタイプ。あまり市場には出回っていません

フランス名はカシス(Cassis)。カシスと聞けばすぐにイメージできるでしょう。フレッシュでは輸入されていないのではないでしょうか。一般には冷凍のものが使われています。フランスのブルゴーニュ地方はカシスの産地として有名です。

枝にとげがあり、実はレッドカラントよりも大きく、房状にはならない。真っ赤な小さい実で、非常に酸味が強い

アメリカなどから輸入されているが、日本にも「つるこけもも」といわれる野生のものがある。

フランス名はフレーズ・で・ボア(Fraise de Boi)。 イチゴの野生種です。小さく愛らしい形をしています。野生種らしい自然な味わいです。

フランス名ミュール(Mure) 、英語ではマルベリーです。ブラックベリーと見た目が良く似ています。

■ベリー類の食べ方

ここに挙げたほとんどのベリーは、どれも非常に酸味が強く、また、豊富にペクチンを含んでいるので、ジャムにされることがおおいです。

色が鮮やかで、生き生きとした酸味を生かしたジュースなどにもされます。

見た目がとてもかわいいうえ、彩りもよく、持ち前の酸味で全体を引き締めるので、菓子のトッピングには最適です。

七面鳥のローストにクランベリーソースはつき物ですが、同じように甘味酸味を活かして鳥料理や肉料理、ジビエなどにも良く用いられます。

■主なベリーに含まれる栄養成分と効用

ブラックカラントはグァヴァと並び、非常にビタミンCをたくさん含んでいます。

どのベリー類もカリウムがたくさん含まれています。これはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。逆に不足すると、筋肉が弱り、障害を起こすそうです。

ベリー類の多くには、アントシアニンが豊富に含まれています。

●可食部100gあたりの成分(グズベリー)

 下の表は五訂日本食品標準成分表に記載されている生のグズベリーに含まれる成分の量です。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
52
kcal
85.2
g
1.4
mg
0.1
g
7.4
g
0.5
g
-g -g 0 2.5
g
ビタミン
カロテン E B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
130
μg
1.0
mg
0.02
mg
0.02
mg
0.2
mg

0.02

mg

47
μg
0.40
mg
2.5
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
1mg 200mg 14mg 10mg 24mg 1.3

五訂日本食品標準成分表より

●ブラックカラント果実の栄養素分析表

 下の表は米国農務省国立栄養データベースに記載されている生のブラックカラントに含まれる成分の量です。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
71
kcal
91.8
g
1.57
g
0.46
g
17.23
g
0.96
g
0.038
g

0.2

g

0 4.3
g
ビタミン
カロテン E B1 B2 ナイアシン B6 パントテン酸 C
258
IU
1.12
mg
0.056
mg
0.056
mg
0.336
mg
0.074
mg
0.446
mg
202.7
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
2mg 361mg 62mg 27mg 66mg 1.72mg

米国農務省国立栄養データベース(2009)より