桑の実/マルベリー(英)/ミュール(仏) 特徴や旬と主な産地
■桑の実(くわのみ/クワノミ)とは?
●クワ科クワ属(英)Mulberry (仏)Mure
桑の実とはクワ科クワ属の落葉樹になる果実の総称です。
日本では、かつて養蚕が盛んだったこともあり、各地に桑畑の名残があります。通常桑の木は接木で繁殖させるため、各地域で、独自の品種が選抜、育成された事から、地方ごとに様々な品種が生まれ栽培されてきました。また、もともと山に自生しているヤマグワなどもあり、桑の品種はものすごく沢山あります。
英語ではマルベリー(Mulberry)フランス語ではミュール(Mure)といいます。
●桑の実の特徴
桑の実は実が成りはじめは白く、徐々に赤くなり、完全に熟すと赤黒くなります。そうなるまでは酸味がかなり強いので、十分に赤黒くなったものを食べるようにしましょう。
果実はラズベリーなどと同じように小さな粒が集まって1個の果実となっています。真ん中の軸は果実の先近くまで中心を貫いた状態で通っています。
果実の味は甘酸っぱく、熟したものほど甘みが強くなります。ブラックベリーとよく似ていますが、桑の実は食べた時に種が口に残ると言うことがないので、ブラックベリーよりも食べやすいかもしれません。
■桑の実の旬
●桑の実の収穫時期と旬
桑の実は4月から5月頃に花を咲かせ、実を付け始めます。収穫できるのは実が熟し、赤黒くなる6月初旬辺りから下旬辺りまでの1ヶ月間ほどです。
旬のカレンダー | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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