食用菊の栄養価と効用

もって菊・もってのほか

食用菊はそれそのものを沢山食べると言うわけではありませんが、彩りで加えるにしても体に良い成分が含まれているものがいいですよね。

●食用菊の主な栄養素と働き

もって菊・もってのほか

◆菊の解毒作用

菊には生体内の解毒物質「グルタチオン」の産生を高めることが発見されています。

◆クロロゲン酸とイソクロロゲン酸

日本大学薬学部・理学部 山形県衛生研究所から、食用菊に含まれているクロロゲン酸とイソクロロゲン酸には発ガン予防効果や悪玉コレステロールを押さえる効果などがあると発表されています。

◆ビタミン類が豊富

食用菊には、全体的にビタミンビタミン類が多く含まれています。

●可食部100gあたりの成分

 下の表に含まれる成分の量を載せています。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
27
kcal
91.5
g
1.4
g
0
g
6.5
g
0.6
g
-g -g 0 3.4
g
ビタミン
カロテン当量 E K B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
67
μg
4.7
mg
11
μg
0.10
mg
0.11
mg
0.5
mg
0.08
mg
73
μg
0.20
mg
11
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
2mg 280mg 22mg 12mg 28mg 0.7mg

五訂日本食品標準成分表より

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