ー 目 次 ー
●枝豆(えだまめ)の概要と特徴
◆枝豆(えだまめ)とは
分類: マメ目 > マメ科 > マメ亜科 > ダイズ属
学名:Glycine max
英名:green soy beans / EDAMAME
枝豆とは未成熟な大豆を収穫したものです。枝付きのまま扱われる事が多かったために「枝豆」と呼ばれるようになったとか。なので、枝つきのまま出荷される物は全て「枝豆」として扱われ、そう言った豆の総称とされています。普通の大豆の枝豆だけでなく、黒豆の未熟豆の枝豆なども人気がありますね。
塩茹でした枝豆は酒のアテに最高ですね。ニューヨークなどでも「EDAMAME」として人気があるようです。
◆枝豆の種類
一般的な枝豆以外にも、山形特産の「だだちゃ豆」や、丹波地方特産の黒豆品種の「丹波黒大豆枝豆」もあります。 また、だだちゃ豆にも 早生品種で甘みが強い「甘露」主力品種「白山」などの種類があります。
「小糸在来(商標登録されています)」―千葉県君津市には小糸川流域で栽培されてきた晩成種の品種。栽培が難しく、一時衰退していた物を、品質の高さを求め、ブランド化を進め2004年に6戸だった生産農家は、2011年現在108戸(28ヘクタール)まで拡大し、枝豆と大豆合わせて年間約37トンを生産するに至っているとの事。
■エダマメ(枝豆/えだまめ)の主な産地と旬の時期
●枝豆の主な産地
枝豆は全国各地で栽培されていますが、その8割以上が関東及びその以北の地域で生産されています。「だだちゃ豆」は主に山形県鶴岡市と新潟県黒崎町が特産。また、「黒豆枝豆」は京都の丹波地方の特産となっています。
都市近郊でも栽培しているところは多く、東京都をはじめ関東一円で盛んに作られています。関西では兵庫県や大阪府、京都府などが産地として知られています。
●全国の生産量ランキング
農林水産省が2019(令和元)年産の生産量をまとめたものを見ると、多く生産しているのは群馬県をはじめ、千葉県、山形県、埼玉県、北海道、秋田県、新潟県で、近年はこの上位7道県が順位を変えながらも常に上位を占めています。
●枝豆の旬とカレンダー
ビールにもってこいと言う事で、夏が旬になります。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
枝豆 |