そらまめ(ソラマメ):旬の時期と主な産地と生産量

■ソラマメ(蚕豆/そらまめ)とは
●マメ科ソラマメ属(英)broad bean (仏)febe
ソラマメはマメ科ソラマメ属で、ダイズ、ラッカセイ、エンドウマメ、インゲンマメ、ヒヨコマメと共に6大食用豆と呼ばれています。チグリスユーフラテス 河流域からエジプトで4000年以上も前から食用として栽培されていたそうです。日本には奈良時代に伝えられられました。名前の由来は実が空に向けて実るからだそうです。
色々な呼び名があり漢字で「蚕豆(そらまめ)」また、「空豆(そらまめ)」とも書きます。その他にも「天豆(てんまめ)」と書かれる事もあります。
実が赤い初姫という品種もあります。
近年は発芽させた若い芽を食用として「そらまめ豆苗」と呼ばれるものも出回っています。
●ヨーロッパでも身近な野菜です。

そら豆はヨーロッパでも比較的身近な野菜として親しまれいます。フランスでは「フェーブ(Feve)」イタリアでは「ファーヴェ(Fave)」と呼ばれています。ヨーロッパの品種の特徴はこちら
●未熟豆と完熟豆

ソラマメは完熟したものを乾燥させて使う種実用と、未熟なうちに収穫する青果用とがあります。種実用は黒っぽく、煮豆やおたふく豆、甘納豆などにします。この項では主に青果用について見ていきます。
■そら豆の産地と旬の時期
●ソラマメの主な産地

九州の鹿児島が全国の4分の1以上を作っている他、千葉、茨城など。そのほかにも全国各地で栽培されています。
●ソラマメの栽培サイクル
露地物のソラマメは通常秋に種をまき、春に花を咲かせて5月頃収穫されます。
●ソラマメは初夏が旬の時期
早いものでは鹿児島から年末頃には出荷されるようですが、旬は4月から6月にかけての時期になります。
●ソラマメの旬のカレンダー

品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | そらまめ |
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