キャベツの色々な品種一覧 キャベツには寒玉、春玉、高原キャベツ、グリーンボール、丸玉、先が尖ったみさきカンラン、それにレッドキャベツやジャンボキャベツ、更に芽キャベツやプチヴェールなどがあります。それらを一覧で紹介します。
■キャベツ類
●寒玉/冬キャベツ
主に夏に種を蒔き、冬に収穫する品種で、冬キャベツとも呼ばれ最も市場に出回っています。形が扁平で色が薄く、固く結球します。加熱しても煮崩れしにくいので、ロールキャベツなどに煮物でも使えます。もちろんコールスローでも甘味がありおいしいですが、歯ざわりが硬めで色が白いものになります。
●春玉/春キャベツ
秋に種をまき春に収穫する品種で、新キャベツとも呼ばれ巻きがゆるやかで葉が柔らかく、中のほうまで薄い色が付いています。葉が柔らかく、色も濃いのでサラダなど生食に適しています。また、油で炒めたり、浅漬けなどにもいいでしょう。
●高原キャベツ
主に長野県や群馬県などの高原で栽培され、夏に収穫される品種。主に寒玉の改良品種で、寒玉と春玉の中間的な特徴を持っています。
●丸玉/グリーンボール
「コペンハーゲンマーケット」というヨーロッパの品種をもとに交配された”丸玉”あるいは”ボールキャベツ”と呼ばれるタイプのキャベツで、「グリーンボール」という名称はもともとはサカタのタネの銘柄名だったのですが今やこのタイプの総称となっています。
●たけのこ型きゃべつ
背が高く、頭が尖ったタケノコ型のキャベツで、種苗メーカーによって「みさき」や「とんがりぼうし」などいくつかの品種があります。いずれも収穫時期は初夏と晩秋から冬となって、巻きが比較的緩く春キャベツに近い印象です。
●ちりめんきゃべつ/サボイキャベツ
サボイキャベツという名前はフランスのサボイ地方で作られてきたことに因み、ちりめんキャベツと呼ばれるとおり、葉が細かく縮れているのが特徴です。葉は硬めで煮込みなど加熱調理に向いたキャベツです。
●レッドキャベツ/紫キャベツ
赤キャベツとも呼ばれ、一般的なきゃべつよりも少し小ぶりで葉の色が表も裏も綺麗な紫色をした品種です。紫色の色素は抗酸化作用が強いアントシアニンで、水に溶け出しやすく、煮ると煮汁が紫色になってしまいます。
●ジャンボキャベツ
北海道で栽培されているもので、形は普通のキャベツと同じなのですが、かなり大きく、1つで20~30kgもあるそうです。鶏を丸ごと一羽包んだロールキャベツができそうです。
生でも食べられますが、主に煮物や漬物にされているようです。
■芽キャベツやプチヴェール類
●芽キャベツ
子持ち甘藍(コモチカンラン)や姫甘藍(ヒメカンラン)などとも呼ばれているもので、小さいながらも固くしっかりと巻いていて見た目はミニチュアのキャベツそのものです。
●芽キャベツ
増田採種場によって芽キャベツとケールを交配させて生み出された新しい野菜です。芽の出方は芽キャベツと同じように、本葉の脇にいくつもの芽を出しますが、芽キャベツのように結球はしません。
キャベツの画像一覧
●寒玉(冬キャベツ)の画像一覧
撮影機材: CANON EOS 60D , EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS II
ロゴなし元画像サイズ:約1800万画素(5184x3456) 72dpi(350dpi対応可) RAWデータあり
●高原キャベツ/夏キャベツの画像一覧
撮影機材: FUJIFILM FinePix F700
ロゴなし元画像サイズ:603万画素 2832x2128pix 72dpi