●奥会津金山赤カボチャとは
奥会津金山赤カボチャは福島県大沼郡金山町で生産され、奥会津金山赤カボチャ生産者協議会において厳しい規格によって選別の上出荷されるブランド赤カボチャで、商標登録されています。
◆奥会津金山赤カボチャの来歴
昭和50年頃に福島県大沼郡の金山町内の多くの農家が自家消費用に栽培していた赤いカボチャで、その明確なルーツは不明です。
その後、このカボチャの特徴的な外見や甘味が強い味の良さなどからこの地区以外にもその存在が認知されるようになり、おりしも伝統野菜ブームなども相まって、平成20年に町内の生産者達が地域の特産品にすべく「奥会津金山赤カボチャ生産者協議会」を設立し、優良系統の選抜や栽培方法の研究などをすすめるとともに、出荷に対し果実非破壊測定器による乾物率(完熟度)や形や色、ヘソの大きさなどの外見まで厳しい基準を設け、その基準を満たしたものだけを「奥会津金山赤カボチャ」として出荷できるとしています。
検査合格したカボチャには一つずつ協議会がシールを貼り、等級に応じて特に優れているものには金色、それ以外の合格品には銀シールとなっており、シールが貼られていないものは「奥会津金山赤カボチャ」としては出荷も販売も認められていません。
平成21年に「奥会津金山赤カボチャ」という名称を商標登録、平成30年には地域団体商標登録されています。
◆奥会津金山赤カボチャの特徴
奥会津金山赤カボチャは一般的な栗カボチャと同じような扁平した丸い形ですが、お尻の「へそ」と呼ばれる部分が特徴的です。まるで大きな丸い口の中からもう一つのカボチャが出てきそうな形にも見えます。
果皮の色は鮮やかな橙赤色で、表面はすべすべしており艶があります。
果肉は厚みがあり、加熱調理するとほくほくした食感で、濃厚な甘さとキメ細やかな舌触りがあり、ギャバとアルギニンも一般的なカボチャより多く含まれているそうです。
◆実際に食べてみた奥会津金山赤カボチャの食味
今回取り寄せた奥会津金山赤カボチャは大玉2個/箱で、いずれも正規品の証しである金のシールが貼られていました。
果形は扁平のものとやや腰高のものがあり、いずれもへその部分は比較的小さめで周囲のリングには緑色の部分はほぼありませんでした。これらとは別に入手した非正規品はへその部分が大きく、周囲のリングは緑で縁どられているような感じでした。(画像一覧の下段参照)
また、果皮の色がとても美しく、ブランド物として選別されているだけあって表面にも傷一つなく艶があります。
このカボチャは皮が薄く、剥かずに調理して皮ごと食べることができるのがありがたい。皮のまま加熱することで崩れにくく、また綺麗な赤い色が引き立ちます。
皮付きのままバターソテーしてみました。火が通りやすいようにサッと表面に焼き色が付いたら水を垂らして蓋をし、蒸し焼きにしています。
食べてみると“栗のような”というほどではありませんが、ホクっとした食感と舌触りがなめらかな緻密な肉質が感じられ、一般的な栗カボチャとはまた違たコクのある柔らかな甘さが口に広がりとても美味しいです。カボチャ特有の青臭さなどは全くないです。なるほど、これはブランドにふさわしい味わいですね。
バターとの相性もとても良く、色々なスイーツに使われるのも納得です。
●奥会津金山赤カボチャの主な産地と旬
◆主な産地と生産量
奥会津金山赤カボチャは金山町内では2026年現在53軒の農家が栽培し、収穫数は1万8,000個ほどとなっています。
栽培は一般的な地這栽培の他、多くの生産者がパイプハウスを使った吊り下げ式栽培を行っており、一本の蔓から1個か2個しか実を付けないようにして高い品質のカボチャを育てています。
主に近隣の道の駅などで販売されているほか、ネットでの通販も行われていますが、数に限りがあり、販売期間も短いことから希少なカボチャとなっています。
◆奥会津金山赤カボチャの収穫時期と旬
収穫は8月中旬から9月中旬の約1カ月で行われ、すぐに出荷されます。
道の駅など店頭に並ぶのは9月下旬頃まで。
| 品種 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 奥会津金山赤カボチャ | ||||||||||||
< 出 典 >
※ 「奥会津金山赤カボチャの紹介」金山町観光情報サイト 金山町役場
※ 「商標登録第6034692号 奥会津金山赤カボチャ」特許庁
※ 「奥会津18 No.10 奥会津金山赤カボチャ(金山町) 自慢の絶品カボチャを多くの人に味わってほしい」newsR.jp 2026.08.20(木)










































