特徴や産地と旬 / 食べ方 / 栄養成分表
/ 画像ギャラリー
キクラゲ(木耳)の選び方と保存方法、食べ方と栄養成分
■選び方と保存方法
●生のキクラゲを選ぶポイント
生の物はせっかくなので出来るだけ肉厚で表面にしっとりした艶があり色が濃い物を選びます。大きさや縮れ具合はあまり気にしなくても良いでしょう。使いやすそうなものを選んでください。
●保存袋に入れ冷蔵庫に
生の物は水気が付かないようキッチンペーパーなどに挟むようにして保存袋に入れ、冷蔵庫に入れておきます。
●冷凍保存OK
生のキクラゲは冷凍保存も可能です。丸のままでも、使いやすい形に切ってからでもよく、保存袋に入れ、出来る限り空気を抜いて冷凍します。使う時は凍ったまま調理して大丈夫です。生と変わらない位コリコリ感は残ります。
●乾燥保存
もちろん乾燥させても大丈夫です。ポイントは天日干しと、完全に水分が無くなるまで乾燥させる事です。少しでも水分が残っているとすぐにカビが生えてくるので注意してください。使う時は市販の乾燥キクラゲと同じように水かぬるま湯で戻します。
■キクラゲ(木耳/きくらげ)の食べ方
●生のキクラゲはそのまま使えて美味しい
生の物は戻す手間が無く、しかもぷりぷりしていてとても美味しいです。そのまま切って炒め物などに使えます。
●さっと茹でて
適度に細切りにして熱湯をくぐらせ、あえ物やサラダ、スープの具など色々な料理に添えられます。
●乾燥キクラゲは水か湯で戻す
乾燥キクラゲは20〜30分水に浸して戻します。乾燥キクラゲは中国産の物がほとんどなので、戻ったら水に浸しながらよーくもみ洗いしてあげましょう。
湯の場合は熱湯ではなくぬるま湯の方が良いです。長時間高温に浸けておくと食感を損ねる事が多いです。
戻ったら、石づきの固い部分をハサミなどで切り落として使います。
■キクラゲに含まれる栄養成分
●ビタミンDの宝庫
キクラゲには沢山のビタミンDが含まれていて、その量は様々な食材の中でもトップクラスです。ビタミンDは脂溶性のビタミンの一つで骨の形成を促し骨粗鬆症の予防に作用する他、免疫力を高めたり、がん予防にも効果があるという発表もされています。
●豊富な食物繊維でお腹すっきり
キクラゲには不溶性の食物繊維がたっぷり含まれています。これはお腹の中で膨らみ、便秘の予防と改善する働きがあるとともに、身体に有害な物質を吸着し体外に排出するのを助ける作用もあります。
■五訂日本食品標準成分表
●可食部100gあたりの成分
下の表は五訂日本食品標準成分表に記載されている乾燥させたキクラゲ(木耳)を茹でたものに含まれる成分の量です。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。
|
水分 |
|
|
|
灰分 |
|
|
|
13
kcal |
93.8
g |
0.6
g |
0.2
g |
5.2
g |
0.2
g |
0.03
g |
0.07
g |
5.2
g |
ビタミン |
|
|
|
|
|
|
|
C |
39
μg |
0.01
mg |
0.06
mg |
Tr
mg |
0.01
mg |
2
μg |
0
mg |
0
mg |
無機質 |
ナトリウム |
|
|
|
リン |
鉄 |
9
mg |
37
mg |
25
mg |
27
mg |
10
mg |
0.7
mg |
日本食品標準成分表より |
キクラゲ(木耳)特徴や旬、主な産地と画像ギャラリーはこちら →
|