プランテイン/調理用バナナの栄養価と効用

プランテイン/Plantain/クラレ/ツンドク<調理用バナナ

■プランテインの主な栄養素とその働き

●芋などと同じ栄養源となる

 プランテインにはデンプンが多く含まれており、体内でエネルギーに代謝されます。

●意外に多いビタミンC

 ビタミンCは100g中18.4mgあり、一般的なバナナに比べ多く含まれています。風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。

カリウムは筋肉にとっても欠かせないミネラル

 フルーツの中でも特にバナナは、カリウムを非常に多く含んでいます。これはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。逆に不足すると、筋肉が弱り、障害を起こすそうです。

●豊富なビタミンB群

 消化液の分泌を促すビタミンB1や、粘膜をつくるビタミンB2、そして、血行をよくしたり、エネルギーの代謝を促すナイアシンなどのビタミンB群が豊富です。

●マグネシウム

 血圧を調整する働きや、骨の成分でもあり、イライラの解消にも効果があるそうで

■プランテイン可食部100gあたりの成分

 七訂日本食品標準成分表に記載されていないため、アメリカ農務省の栄養データベースに記載されている生のプランテインに含まれる成分の量を紹介しています。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
122
kcal
65.28
g
1.30
g
0.37
g
31.89
g
1.17
g
-g -g 0 2.3
g
ビタミン
カロテン A E B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
457
μg
1127
IU

0.14

mg

0.052

mg

0.054
mg
0.686
mg
0.299
mg
22
μg
0.26
mg
18.4
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
4mg 499mg 3mg 37mg 34mg 0.60mg

米国農務省国立栄養データベースRelease 27より

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