ー 目 次 ー
●シカクマメの概要と特徴
◆シカクマメとは
分類:マメ目 > マメ科 > シカクマメ属
学名:Psophocarpus tetragonolobus
英語:Winged bean 仏語:haricot aile
和名:しかくまめ/四角豆
別名:うりずん豆(沖縄)
シカクマメはマメ科シカクマメ属の草木になる実鞘で、熱帯アジア原産とされています。実の断面がひだのついた四角形という特徴があります。沖縄では「うりずん豆」、「ウリズン」とも呼ばれています。
食用になるのは豆の鞘だけではなく、葉や花、そして葉が枯れた後地中にできるイモも食用になります。
◆「うりずん」
「うりずん」とは沖縄の言葉で、旧暦の二・三月、春分から梅雨入り前までの、初夏を指す言葉で、 「潤い初め(うるおいぞめ)」が語源とされています。
◆四角豆のヒダ
四角豆には四方にヒダが付いていますが、これが羽のように見えるからでしょう、英語では「ウイング・ビーンズ」=翼豆と呼ばれています。並べて上から見ると、葉のようにも見えますね。
●四角豆(シカクマメ・うりずん豆)の主な産地と旬
◆熱帯アジアの食材
四角豆はタイ、インドネシア、マレーシアなどの熱帯アジアで広く栽培され、現地のエスニックな料理に多様され、日本へ輸出もされています。
◆沖縄の特産
日本では沖縄を中心に栽培出荷されています。近年は九州各地などでも栽培されるようになってきたようですが、家庭菜園用に苗も販売されています。
◆夏に成長し、秋に収穫する
四角豆は本来多年草ですが、日本では気温が低いため一年草として扱われ、露地栽培では夏に大きく成長し花を付け、早いものは7月中旬頃から出始め、9月から10月にかけてが収穫最盛期となり11月頃まで続きます。なので、食べ頃の旬の時期は9月から10月といえます。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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四角豆 |