●ゆきざくら(雪桜)とは
◆ゆきざくら(雪桜)の来歴
「ゆきざくら」は別名「ホワイトスター」で、白地に部分的に淡いピンク色に着色する「白いちご」と呼ばれるタイプのイチゴです。2025年4月の時点では生産者が極わずかしかいない希少な品種となっています。

品種登録データベースには「ゆきざくら」や「雪桜」「ホワイトスター」での登録や申請は無く、育成者や交配親となった品種など来歴に関する情報は現在調査中です。
◆ゆきざくら(雪桜)の特徴
ゆきざくら(雪桜)の果実はややなで肩の円錐形で、「白いちご」と呼ばれるタイプのあまり着色しないイチゴではありますが、栽培環境などによって部分的に淡いピンク色に着色し、この色合いがその名の通り桜の花を連想させます。
また、大きな特徴として、芳醇な香りが強い事が挙げられます。

中の果肉は着色がなくほぼ真っ白で、果肉はややしっかりとしており、糖度は7~12度ほどで酸味は少ないです。
◆実際に食べてみたゆきざくら(雪桜)の食味
今回入手したゆきざくら(雪桜)は滋賀県のNewBerryさんで生産されたもので、白いちごとしてはやや着色が多めのものでした。ただ、それがかえって可愛く感じる色味で、真っ白いイチゴよりも美味しそうに見えます。

また、開封する前からとても強い香りが広がっていて期待感が高まりました。実際に食べてみると甘味自体は強くなく、計った糖度は8度前後しか無かったのですが、酸味はとても少なく、そして芳醇な香りによって糖度以上に甘く感じさせてくれました。
●ゆきざくら(雪桜)の主な産地と旬
◆主な産地と生産量
ゆきざくらの生産者は非常に少なく、2025年4月に調べた時点では福岡県のいただきいちご園、山梨県の苺屋あとりゑ、宮城県のあそら農園、神奈川県のすぎやまいちご園、栃木県の吉村農園、そして滋賀県のNew Berryなどがあり、その産地は九州から東北にまで広がっていますが、特に産地化しているところは無く、個々の農園が種苗販売会社から苗?を仕入れて栽培されています。
◆ゆきざくら(雪桜)の収穫時期と旬
収穫時期は一般的なイチゴとほぼ同じで。12月頃から5月上旬頃までです。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ゆきざくら(雪桜) |
当サイトの画像一覧ページにある画像に関しまして、透かしロゴなしの元サイズ画像をご利用になりたい場合はダウンロードサイトからご購入頂けます。そちらに無いものでも各画像一覧からご希望の画像をクリックした際に表示される拡大画像のURLをお問い合わせフォームからお知らせ頂ければアップロードいたします。また、点数が多い場合は別途ご相談にも対応いたします。企業様の場合は請求書・振込払いも可能です。