●ナンドクマイ種グリーンマンゴーとは
ナンドクマイ・グリーンマンゴーは表皮が黄色く熟す前の、まだ緑色の状態で収穫された未熟なナンドクマイ種のマンゴーです。
写真の左が熟したナンドクマイマンゴーで、右の緑色のものがナンドクマイの未熟なグリーンマンゴー。日本では熟して甘くなった物の方が一般的ですが、産地のフィリピンをはじめとする東南アジア各地では未熟なマンゴーも重要や食材として一般に広く親しまれています。日本国内にも輸入されるようになり、近年スーパーなどでも見かけるようになりましたね。
◆ナンドクマイ種グリーンマンゴーの特徴
ナンドクマイ種のグリーンマンゴーは果形は熟したものと同じですが、わずかに小さい傾向があります。
中の果肉は熟したものとは違い、まだ白く硬いです。
食感はコリコリとした歯触りで、甘味はわずかで酸味が強くさっぱりとした味わいで、香りも熟した時のような芳醇な香りは感じられません。
●ナンドクマイ種グリーンマンゴーの美味しい食べ方
◆グリーンマンゴーに小エビの塩辛 ”Green Mango with Bagoong”
フィリピンで親しまれている食べ方の一つに、スティック状やスライスした生のグリーンマンゴーに、バゴーンと呼ばれる小エビの塩辛をのせて食べるというのがあります。この小エビの塩辛は他にも色々な料理に加えたり添えたりされる調味料で、日本でも手に入りますが、少しクセが強く、人によって好き嫌いがありそうです。
この塩辛の塩味とグリーンマンゴーの酸味が絶妙に合うと言われています。
◆生のままサラダに
ナンドクマイ・グリーンマンゴーは酸味の有るさっぱりとした味わいで、臭みはなく、生のまま皮をむいて薄切りや細切りにしてサラダとして食べることができます。
やや硬めのコリコリとした食感なので、サラダにする場合は厚すぎると食べにくいので、薄くまたじゃ細くするのがポイントです。
◆グリーンマンゴーの和え物
細切りにしたグリーンマンゴーを色々な和え物やナムルなどにして食べても美味しいです。
写真は細く切ったグリーンマンゴーを細切りにした大根と共に塩昆布と混ぜて和えたもの。
コリコリとした食感と適度な酸味がとてもいい仕事をしてくれます。
◆グリーンマンゴーの炒め物
細切りにして色々な野菜などと共に炒め、チャプチェや焼きビーフンなどの具材としても使えます。
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