■マンゴーの選び方と保存方法

●マンゴーの選び方

カラバオ(フィリピンマンゴー)やタイマンゴーの場合

 黄色が鮮やかで表面がツルんとしている物を選んでください。ところどころ茶色くくなっていたり、皮にたるみがあり、しわっぽい物などは古くなっているので避けましょう。

アップルマンゴーの場合

 全体に赤くなっている物の方がよく熟していて食べごろです。触った時に張りがあり、柔らかすぎないものを選んでください。


●マンゴーの保存方法

低温障害を起こしてしまったマハチャノ種マンゴー

 マンゴーは切って食べる直前まで冷蔵庫には入れないでください。追熟を抑えたい時は8℃位の冷暗所で保存します。7℃が低温の限界で、これより低いと低温障害を起こします。低温障害を起こすと、写真のように果実の表面から黒ずみ始め、食味もどんどん悪くなってしまいます。

 完熟果実の保存期間は7~8℃で20日くらいです 。逆にまだ未熟なものはそれより高めの常温で追熟します。

●マンゴーは冷凍保存も出来ます

 マンゴーが沢山あって食べきれない場合は冷凍しましょう。その場合は、種を取り除き、皮を剥いて、食べやすい、また、使いやすい大きさにサイコロ状に切って冷凍します。

 食べる時は半解凍でシャーベットのように食べるか、スムージーやシャーベットなどに使いましょう。完全に解凍してしまうと柔らかく崩れやすくなるので「半解凍」がポイントです。

■マンゴーの切り方や美味しい食べ方

●マンゴーの種の取り方

半分に切ったマンゴー

 マンゴーの果芯には幅広で薄い種子が入っています。この種はとても固く包丁では切ることができないので、果実を切る時は、この種に沿うように魚を3枚に下ろす要領で切り分けます。

トミーアトキンス種の種子

 皮は3つに切り分けてから剥くと良いでしょう。また、種を取ってから、皮を下にして、果肉に立て横に何本か切れ目を入れ、裏の皮から押し上げると果肉が開き見た目もよく食べやすいです。これを花切りと言います。

ケサール種マンゴーの花切り

マンゴーの花切りの仕方はこちら →

●マンゴーの美味しい食べ方

 マンゴーは生のまま種子を切り出してしまえばスプーンですくうように食べることができます。

トミーアトキンス種(Tommy Atkins)マンゴー

 また、花切りや切り分けて食べるだけでもとても美味しい果物です。

 加工したものとしてはマンゴープリンが知られていますが、その他、シャーベット、アイスクリーム、ムース、スムージーなどいろいろと使えます。

 花切りだけでなく、デザートとして食べやすいように盛り付けても良いでしょう。その場合、マンゴーだけだと色的に単調なので、彩りの良い他の果物と一緒に盛り付けると一層美味しそうに引き立ちます。

マンゴーだけを盛った場合マンゴーに彩の良い果物を合わせた場合

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