タラの芽(たらの芽):特徴と採れる旬の時期

タラの芽(たらの芽)

■タラの芽(たらの芽)とは

●ウコギ科タラノキ

タラの木

タラの芽はウコギ科のタラノキの新芽の事で、この新芽の部分を山菜として食用とします。ほのかな苦みや、もっちりした食感が春を伝える食材として人気があり、山菜の王様とも言われています。

タラの木は全国の山野に自生していますが、栽培も進んでいます。かつてはほんの一時旬の時だけ味わえる貴重な食材でしたが、今では栽培物が早い時期から結構長い期間スーパーの棚に並ぶようになり、なんだかちょっぴりありがたみが薄れてしまったような気もします。

タラの芽が出ている様子

右の画像は、滋賀県で5月中旬に撮ったもの。もう既に葉が茂り、その先に小さな若い芽が少し出ているくらい。

画像をクリックしていただければ拡大画像をご覧いただけます。

●女だら(メダラ)と男だら(オダラ/オンタラ)

 山に自生しているタラの木は白っぽく、幹や枝の表面に鋭い棘が沢山あり、男だら(オダラ/オンタラ)と呼ばれています。山菜採りの時にはこの棘がウルシとの見極めに有効なのですが、この棘が少ない女だら(メダラ)という種類もあり、栽培には主にメダラが用いられています。 

女だら(メダラ)と男だら(オダラ/オンタラ)

タラの芽も男だら(オダラ/オンタラ)には棘があり、ハウスで栽培されている黄緑色の綺麗な肌をした女だら(メダラ)とは一見して違いが分かります。右の写真はいずれも天然物のタラの芽ですが、左が男ダラで右が女ダラです。

●たらの芽のハウス栽培

 タラの芽は山形をはじめ徳島や富山、島根など各地でハウスでの水耕栽培が行われています。地方によって方法は若干違いがあるようですが、タラノキの原木を前年の秋から初冬にかけて長さ1~1・5メートル、直径5センチほどに伐採しておき、タラノメの出る所に合わせて10~15センチほどの長さにカットしたものを水を張ったところにびっしりと並べビニールシートで覆い、芽が出たところを収穫します。

■タラの芽の旬は

●天然物は春から初夏にかけて芽吹きます

全国で採れるので地方にもよりますが、天然物が採れる旬は4月から6月上旬位までです。桜の咲く頃が丁度タラの芽が出る頃と同じだと言われています。その頃里山に行けば収穫できます。

●栽培物

タラの芽

他の食材にもいえることですがハウス栽培物は、料亭などの需要に応えるため、かなり早い時期から出荷が始まります。

早い物で12月頃から出荷され出荷のピークは2月下旬から3月になります。

旬のカレンダー
品種 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月
天然物                                          
ハウス物