チョロギの選び方と保存方法や食べ方

チョロギ/丁呂木/長老喜

●チョロギの選び方と保存方法

◆生のチョロギは白い方が新鮮

 生のチョロギはなかなかスーパーなどで見かけることはありませんが、選ぶ目安として、掘り起こしたばかりの物は真っ白で、時間がたってくると表面が茶色っぽくなってきます。なるべく白い物を選ぶと良いでしょう。また、ふっくらと丸みがある大粒の物が良いです。

◆保存方法

 数日以内に調理する場合は乾燥しないように袋などに入れ冷蔵庫に入れておきます。長期間保存す売る場合は土の中に埋めておくと翌春近くまで保存することができます。大量にある場合はこのように保存し、食べる分だけを掘り出すようにします。

◆塩漬け

 収穫したものは表面の色が白いうちに塩漬けします。そうすれば綺麗に仕上がります。買ってきたものも塩漬けすることで保存することができます。長期間保存する場合は梅干しと同じ15~20%の塩で漬け込み、使う際には水にさらして塩抜きします。

●美味しいチョロギの食べ方と主な料理

◆調理のポイント

チョロギの梅酢漬け

 一般的には梅酢漬けや味噌漬、醤油漬、粕漬などの漬物にされています。チョロギ自体には強い味が無く、塩漬けすることでパリッとした食感に仕上がり、加熱調理すると少しほくっとするユリ根やニンニクのような食感になります。

◆碗ものに

 茶わん蒸しや吸い物に一つ二つ入れたりします。この場合は、さっと下茹でしてアク抜きしてから加えます。

◆サラダや和え物、マリネにも

 さっと塩茹でしたものをサラダに散らしたり、色々な和え物に加えても美味しい他、フレンチなどではガーリックを効かせたオリーブオイルなどでマリネにしたりします。また、下茹でした物にバターを絡め、パセリなどをまぶしたものを肉料理の付け合せなどに使います。

◆炒めものや揚げ物にも

 チョロギは比較的火が通りやすいので、炒めものに使う場合はさっと火を通すようにしましょう。また天ぷらをはじめ、素揚げなどの揚げ物にも使えます。

◆チョロギを使った料理をレシピサイトで探す

 主な料理レシピサイトのチョロギを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。

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