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●青梅のジャムを作る様子を動画で見る
青梅でジャムを作る様子をYouTube動画にまとめています。
●青梅のジャムの作り方
◆使う材料
青梅 500g
グラニュー糖 200g(果肉の40~60%)
◆梅の下ごしらえ
梅のなり口に残っているヘタを竹串か爪楊枝を使い取り除いていきます。
尖った先を軽く指すようにすれば簡単に取れます。
流水でゴミやヘタなどを綺麗に洗い落とします。
◆アク抜きをする
青梅には苦みやエグミなどのアクがあるので、2回茹でこぼしてアクを抜きます。
鍋に梅を入れ、梅が十分に浸るところまで水を張って火にかけます。
梅の表面にぷつぷつと気泡が出始めるまで加熱します。
一度全て湯を切ってからまた先と同じくらっ水を張り火にかけ加熱します。
沸騰し始め、梅が浮きて来たら火からはずします。
梅をザルにあげ、そのまま粗熱をとります。
◆種子を取り出す
茹で上がった梅を鍋に戻し、ポリ手袋をはめて梅の実を潰しながら種子を取り出していきます。
◆種子は捨てずに梅醤油に
取り出した種子にはわずかに果肉が残っていると思います。もったいないので、種子を集めて器に入れ、醤油をひたひたになるくらい加えてラップをかけて数日冷蔵庫に入れておくと梅醤油ができ、酢とこの醤油、それにサラダ油を合わせてドレッシングにしたり、豆腐にかけて食べても美味しいです。
◆砂糖を計量し加える
種子を取り除いた梅のかにくの重さを計ります。
計った梅の果肉の量に対し40~60%の砂糖を使います。今回500gの梅から果肉は420gだったので、砂糖は200gにしました。
甘さはお好みで、青梅は酸味が強いので砂糖は多めに、完熟梅は少なめがお勧めですが、砂糖を減らしすぎると酸っぱく、また傷みも早くなります。
計った砂糖を梅の果肉の上に広げるようにのせ、そのまま1時間ほど置いておきます。
◆ジャムを煮上げる
砂糖がある程度溶け、果肉から果汁が染み出していると思います。
鍋を火にかけ、煮始めます。火は中強火。
沸騰し始めたら火を中火にし、浮いてきたアクをすくい取ります。
なべ底が焦げやすいので、焦がさないよう火加減も注意しながらこまめにかき混ぜてください。
ある程度とろみが付いた状態までふつふつと煮詰めます。ただ、この時点でジャムの硬さまで煮詰めてしまうと冷やした時に固くなりすぎるので、ゆるゆるな感じまでにします。
◆保存瓶に移す
熱いうちに殺菌した清潔な保存瓶に移します。やけどをしないように気を付けてください。
今回500gの梅を使って出来上がったジャムは丁度この瓶2個分でした。
瓶ごと鍋に入れ、ぎりぎりまで水を張って加熱し3分程度沸騰させてから蓋をして、取り出し、瓶を逆さにして冷まします。
完全に冷えたら冷蔵庫または冷凍庫で保存します。
●梅のジャムの楽しみ方
◆パンやクラッカーに塗る
一般的な食べ方はやはりジャムをパンやクラッカーなどに塗って食べることでしょう。クリームチーズと合わせてのせて食べるのもお勧めです。
◆ヨーグルトと共に
ブルーベリーやイチゴなどのジャムと同じようにヨーグルトに加えて食べるのも良いでしょう。
また、梅のジャムは果肉感が残っていますが、これをフードプロセッサーにかけるか裏ごししておけばソーダ割りで楽しむこともできます。ビールに少し加えても美味しいです。
◆鶏肉や豚肉料理に
梅のジャムと醤油を合わせて鶏肉や豚肉を焼いたりソースにしたりするとさっぱりとした風味に仕上がります。スペアリブも塩胡椒して表面を焼いてからたっぷりの梅ジャムと酒、醤油を少し加えて蓋をして蒸し焼きのようにすると美味しいですよ。
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