ホワイトピーチ:来歴や特徴と産地や旬
●ホワイトピーチとは
◆ホワイトピーチの来歴
「ホワイトピーチ」はその名の通り全体に真っ白の桃です。収穫まで袋掛けし日光にさらさず白く仕上げた桃で、岡山県では一般的な手法ですが、これは山梨県で作られています。
「ホワイトピーチ」というのはおそらく品種名ではないと思うのですが、来歴などについてJAフルーツやまなし、JAふえふきに問い合わせしたところ、いずれも詳しいことは分からないという返答でした。
ネットの通販サイトを見ると、「新しい品種」と紹介されているものもありますが、下記の楽天サイトの詳細な説明では『ホワイトピーチ、「白桃」品種ではなく、品種は桃の王様・おなじみの「白鳳」』と書かれています。
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また、桃の形や果肉の感じからすると収穫時期によって使われる品種が違うのかもしれません。色々な写真を見る限り「川中島白桃」系に見えるものもあります。
山梨県のJAふえふきから出荷されている「白美人」というものも同じように袋掛けによって全体に白く仕上げた桃ですが、こちらは生産者や時期によって使われる品種が違うので、「ホワイトピーチ」も同じかもしれません。
今後、また調べていくうちに新たな情報が入ったら追記していきたいと思います。
◆ホワイトピーチの特徴
撮影したものは7月中旬に購入したもので、果実重330g前後のやや大きい桃でした。
果皮は全体に乳白色で、縫合線に沿って種までナイフを入れて一周させ、両手で持って軽くひねると果肉から種がはずれ二つに分けることが出来ました。
断面を見ると核まわりがほんのりと赤みが付いていますが着色は極わずかで果肉も乳白色です。
果実の形と果肉の色や肉質から察すると確かに「白鳳」のように思います。
◆実際に食べてみたホワイトピーチの食味
試食したホワイトピーチは大玉で、皮付きのまま串切りにすると、皮は手で綺麗に剥く事が出来ました。
肉質は溶質で果汁が多く、甘味は普通くらいですが渋みなどはあまりなく、食感、味ともに美味しい桃でした。
食べた感じや皮のむけ方など、今回試食したものは「白鳳」に似ていました。
●ホワイトピーチの主な産地と旬
◆主な産地と生産量
「ホワイトピーチ」は山梨県笛吹市一宮町が主な産地と思われます。
生産量などの情報は調査中。
◆ホワイトピーチの収穫時期と旬
「ホワイトピーチ」は7月中旬ごろから出始め、8月中旬頃までです。
7月中旬頃と8月中旬頃ではおそらく使われる品種が違ってくると思われます。
品種 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | ||||||||
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ホワイトピーチ |
< 出 典 >
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