■利平栗(りへいぐり)とは?
●日本栗と中国栗の一代雑種
利平栗は日本を代表するクリの品種で、岐阜県山県郡大桑村(現山県市)の土田健吉氏が1940年(昭和15年)に日本産の栗と天津甘栗に用いられる中国栗とを掛け合わせて生み出した品種です。名前は土田家の家号「利平治」から付けられたとされています。
●利平栗の特徴 「栗の王様」とも
利平栗の粒はふっくらと丸い形をしていて、果頂部に産毛が沢山見られる事、そして何よりも色が濃く、深煎りのコーヒー豆のような色をしています。
鬼皮がとても固く剥きにくいのですが、渋皮は比較的剥きやすい栗です。
果肉は適度に粉質で食感が良く、甘味も強くとても美味しい栗で、「栗の王様」とも呼ばれています。香りもしっかりとあり、茹で栗にするだけでとても美味しいですが、渋皮煮も絶品です。
■利平栗(りへいぐり)の主な産地と旬
●全国の利平栗(りへいぐり)生産量
政府がまとめた2018(平成30)年産の利平栗(りへいぐり)の都道府県別栽培面積です。最も広く生産しているのは埼玉県で、全国の約3割を占めています。次いで熊本県、東京都、茨城県となっています。
●利平栗(りへいぐり)の収穫時期と旬
利平栗の収穫は9月初旬辺りから始まり、11月初旬頃まで続きます。出盛りの旬の時期は9月中旬から10月いっぱいとなります。
旬のカレンダー | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | ||||||||
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利平 |
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