■丹沢栗(たんざわぐり)とは?

●代表的な早生栗

丹沢栗(たんざわぐり)

 丹沢は1949(昭和24)年に「乙宗(おとむね)」に「大正早生(たいしょうわせ)」を交配し出来た実生から選抜育成された品種で、1959(昭和34)年に「くり農林1号」として農林認定されています。

 丹沢はシーズン中最も早く収穫時期を迎え市場に出回る早生栗の代表品種です。栗全体で見ると筑波に次いで多く作られている品種で、全体の17%を占めています。

●丹沢栗の特徴

丹沢栗(たんざわぐり)

 やや大粒で、表面の艶が鈍く光る感じです。裂果が多いのも特徴です。実の肉質は粉質で粘りがなく加熱するとホクホクになります。

 甘味と香りは優しく、利平などに比べると弱いです。

■丹沢栗(たんざわぐり)の主な産地と旬

●全国の丹沢栗生産量

丹沢栗(たんざわぐり)の主な産地と栽培面積

 政府がまとめた平成26年産の丹沢栗の都道府県別栽培面積です。最も広く生産しているのは熊本県で、全国の4分の1を占めています。次いで茨城県、宮崎県となっています。

●丹沢栗(たんざわぐり)の収穫時期と旬

 丹沢栗は早生種のクリで、お盆明け辺りから収穫が始まり、10月初旬頃まで続きます。出盛りの旬の時期は8月下旬から9月下旬となります。

旬のカレンダー 8月 9月 10月 11月
丹沢                        

丹沢栗(たんざわぐり)

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