シークワーサー:栄養価と効用

シークワーサー/シークワサー/ヒラミレモン

■シークワーサーの主な有効成分とその働き

●ノビレチンのがん抑制効果

シークワーサーに多く含まれるフラボノイドの一種ノビレチンには血糖値の上昇や高血圧を抑える効果が発見されていますが、更にがん抑制効果が期待されており、健康食品として加工され流通しています。このノビレチンは皮に多く含まれているので、絞る際に皮も一緒にギュッと強く絞るようにすると果汁と一緒に摂る事が出来ます。

●脂肪燃焼や肝機能強化

北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)、国立研究開発法人・産業技術総合研究所(産総研)などの研究により、シークワーサーの抽出液が人の細胞内にある、肝臓の解毒機能の強化や脂肪燃焼、血糖値低下に関わる核内受容体を活性させる事が分かったそうです。これまで発見されていた脂肪燃焼促進効果や血糖値を下げる効果などはこの働きによるものとのみられます。

■五訂日本食品標準成分表

●生のシークワーサー 可食部100gあたりの成分

下の表は五訂日本食品標準成分表に記載されている生のシークワーサーに含まれる成分の量です。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
25
kcal
90.9
g
0.8
g
0.1
g
7.9
g
0.3
g
-g -g 0 0.3
g
ビタミン
カロテン E B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
89
μg
0.5
mg
0.08
mg
0.03
mg
0.3
mg
0.03
mg
7
μg
0.10
mg
11
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
2mg 180mg 17mg 15mg 8mg 0.1mg

五訂日本食品標準成分表より

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