絹さや(キヌサヤ)とスナップエンドウ:旬の時期と主な種類や産地
●マメ科エンドウ属(英)snow pea(仏)petits pois
豆を食べる“実えんどう”と豆が大きくなる前に若取りし、さやごと食べる“さやえんどう”とがあります。どちらも、エンドウ豆ですが、完全に熟して豆として収穫するのか、まだ若いさやの状態だが、中の豆がある程度膨らんでから、そのグリーンの柔らかい豆の状態で収穫するのか、はたまた、完全に若いさやの状態で、さやごと食べられる位に若採りするのかで「エンドウ豆」「グリーンピース」「サヤエンドウ」の違いが出来ます。
また、サヤごと食べるものはサヤも美味しく食べられるよう品種改良されたもので実を食べるエンドウとは違う品種を栽培します。
このページでは絹さややスナップエンドウ、オランダエンドウ、砂糖さやなどのサヤごと食べるタイプを紹介します。
■エンドウの主な品種
キヌサヤエンドウ(絹さやえんどう)やオランダさやえんどう(オランダ豆)、スナップエンドウなどがあります。また、成熟した実を食べるグリーンピース、ウスイエンドウも仲間です。
サヤごと食べるサヤエンドウ
若い実だけを食べる実エンドウ
■サヤエンドウの主な産地と美味しい旬の時期
●サヤエンドウの主な産地と収穫量全国ランキング
サヤエンドウはほぼ全国の都道府県で栽培出荷されていますが、中でも生産量が多いのは鹿児島県で、次いで愛知県、福島県、和歌山県です。
●サヤエンドウの旬は
どの品種も旬は春から初夏です。さやえんどうなどは全国で栽培されハウス栽培などもあり通年手に入りますが、フレッシュのグリーンピースはほとんどが露地物になるため流通も旬の時期に限られています。当然ですが、冷凍、缶詰にはない風味おいしさがあるので、立派な季節メニューに取り入れられます。
関東以南では冬に種をまき、春に収穫が始まります。冬の寒さが厳しい北海道や東北では主に春先にまき、初夏から夏にかけて収穫されています。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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キヌサヤエンドウ | ||||||||||||
オランダエンドウ | ||||||||||||
サトウサヤ | ||||||||||||
スナップエンドウ |
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