トンプソン・シードレス<輸入ブドウの品種
■トンプソン・シードレス(Thompson Seedless Grapes)とは?
●アメリカ生まれの品種
アメリカでは極一般的なぶどうの1つで、19世紀中頃から盛んに栽培されるようになったようです。丁度その頃から干しぶどうのカリフォルニアレーズンが生産させだした頃になります。日本にはアメリカ、カリフォルニア産の他、チリ産のものが多く輸入されています。
●カリフォルニアレーズンの原料ぶどう
カリフォルニアレーズンといえばトンプソン・シードレスと言えるほど、カリフォルニアレーズンの原料のほとんどはこのトンプソン・シードレスが用いられています。また、若干しタイプのサルタナレーズンと呼ばれるものもこのぶどうが原料です。
●トンプソン・シードレスの特徴
今回のものは比較的球形に近いですが、一般的には長楕円形をしています。皮は薄く、剥かなくてもそのまま食べられ、パリッとした歯ざわりが楽しめます。
果肉もやや固めで、ジューシーですが酸味がしっかりとあります。名前の通り種がほとんど無いのも特徴です。
■トンプソン・シードレスの収穫時期と旬は
●トンプソン・シードレスの収穫時期と出回る旬の時期
アメリカ・カリフォルニア産のものは8月下旬頃から11月中旬辺りまで、チリ産のものは12月頃から3月頃まで出回ります。
●輸入関税
輸入ブドウが近年大量に出回るようになりましたね。中でも11月から2月は安く店頭に並びます。それは輸入される際の税率がかかわっているんです。ブドウの輸入関税率は季節によって違い、3月から10月までは普通関税率で17%掛けられているのに対し11月から2月は冬場で国産のものが少ないことから7.8%とと低くなっているからなんです。
旬のカレンダー | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カリフォルニア産 | ||||||||||||
チリ産 |
Twitter