白峰(はくほう)<白ぶどう
●白峰(はくほう)とは
◆「巨峰」の交雑実生から選抜育成された白ぶどう
白峰は元東京都農業試験場の芦川孝三郎氏によって「巨峰」の自然交雑実生から選抜育成されたとされる品種で、巨峰系の中では珍しい白ブドウとなっています。
「多摩ゆたか」もこの「「白峰」の交雑実生から選抜育成された品種です。
◆白峰(はくほう)の特徴
粒の大きさはは「巨峰」と同じくらいで、皮の色合いは黄緑色をしています。房に付いている感じも「巨峰」と同じ感じで、果梗の太さや密度も似ています。
皮は手でむきやすく、果肉の肉質は崩解性です。
◆実際に食べてみた食味
今回入手したものは山梨県産のもので、よく熟している感じで、果肉はやや柔らかく感じました。甘味酸味ともにしっかりとしていて、渋みがなく食べた後口がさっぱりとした感じでとてもおいしかったです。
●主な産地と旬
◆主な産地と生産量
主な産地は山梨県ですが、詳しい生産量などはわかりません。この品種は商業的な大規模栽培はされていないようで、個々の農園で少量栽培されているようです。
◆白峰(はくほう)の収穫時期と旬
収穫は産地にもよりますが、8月中旬頃から9月中旬ごろにかけてとなっています。最盛期は8月下旬から9月上旬となります。
ただ、収穫量が少なく、一般の市場には出回らず、産地の直売所などで販売されているので、収穫時期に現地に買い求めに行くか、ネット等で取り寄せることになります。
旬のカレンダー | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | ||||||||
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白峰(はくほう) |
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