高砂/タカサゴ<サクランボの品種
■高砂(たかさご)とは?
●アメリカ生まれで、英名は「ロックポートピガロー(RockportBigarreau)」
高砂(たかさご)はアメリカ生まれで、アメリカでの名前は「ロックポートピガロー(Rockport Bigarreau)」といいます。1872年(明治5年)に日本に導入され、明治後期に長いカタカナ名から「高砂」という日本名に名称統一されました。
サクランボの多くが自家不和合性で違う品種からの受粉が必要なため、その受粉樹として広く栽培されてきました。
●高砂の特徴
高砂(たかさご)の果実は果重は5~6gの心臓形で、果皮色はやや明るく、店頭に並んでいるものは黄色い部分がやや目立つものが多いです。
果肉は乳白色で果汁が多く、果肉の硬さは佐藤錦と同じ感じです。
味は甘さに加えしっかりとした酸味が感じられます。全体的にややあっさりとした感じで、アメリカンチェリーのような濃厚さはありません。よく言えば上品で繊細・・悪く言えば味が薄いといった印象です。
■高砂の主な産地と旬
●高砂の主な産地
政府がまとめた全国の平成23年産の高砂の栽培面積を見ると、山梨県がダントツに多く次いで山形県、長野県となっています
●高砂の収穫時期と旬
高砂(たかさご)は早生種にあたり、山形県では露地物で6月初旬辺りからの収穫となります。
出回るのは山梨県産やハウス物なども含め、5月中旬辺りからとなります。
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