グァバ
■グァバとは
●フトモモ科バンジロウ属 (英) Guava (仏) Guava
熱帯地方に自生する木になる実です。 果実は直径3~7センチメートル程度で球形、楕円形または洋ナシ形をしており、ザクロに似ています。果肉は白色、黄色、ピンク色、赤色と品種によりさまざまです。日本では「バンジロウ」や「バンシルー」とも呼ばれています。
●主な産地
東南アジアをはじめ、カリブ海やメキシコ、南アメリカ北部などの熱帯地域。日本では沖縄でも良く見かけます。フレッシュはごくわずかに輸入されていますが、一般的には冷凍品かジュースとして輸入されています。
●葉は薬用
グァバの葉は、グァバ茶として飲用されています。このお茶にはポリフェノールなどの薬効成分も多く含まれています。
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旬のカレンダー | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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■グァバの食べ方
●実を半分に切って、真ん中の果肉部分をくり貫くか、たてに4つに切り、果肉部分を掬い取るように切り取って食べます。
●小さな種が沢山ありますが、これは食べ過ぎるとお腹を下す事があるので注意してください。
●果肉部分でジャムを作る事もできます
●ピューレでシャーベットやソース、ムースなどに使えます。ココナツのブランマンジェにグァヴァのソースも美味しい組み合わせです。
●スムージーなどにもさわやかな味わいでおいしいでしょう。
●含まれる主な有効成分とその働き
●ビタミンCはフルーツの中でも断突
レモンの数倍含まれているそうです。これは風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。
●ビタミンAも非常に豊富に含まれます。
β-タカロテンは体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあります。
●グァバの可食部100gあたりの成分
下の表は五訂日本食品標準成分表に記載されているグァバに含まれる成分の量です。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。
エネルギー | 水分 | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 灰分 | 飽和脂肪酸 | 不飽和脂肪酸 | コレステロール | 食物繊維 |
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38 kcal |
88.9 g |
0.6 g |
0.1 g |
9.9 g |
0.5 g |
-g | -g | 0 | 5.1 g |
ビタミン | ||||||||
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カロテン | E | B1 | B2 | ナイアシン | B6 | 葉酸 | パントテン酸 | C |
600 μg |
0.3 mg |
0.03 mg |
0.04 mg |
0.8 mg |
0.06 mg |
41 μg |
0.32 mg |
220 mg |
無機質 | |||||
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ナトリウム | カリウム | カルシウム | マグネシウム | リン | 鉄 |
3mg | 240mg | 8mg | 8mg | 16mg | 0.1mg |
五訂日本食品標準成分表より |
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