フキノトウ/蕗の薹/ふきのとうの旬の時期や選び方と保存方法

ふきのとう フキノトウ 蕗の薹

■フキノトウ/蕗の薹/ふきのとうとは

●フキノトウの分類と特徴

 フキノトウはキク科フキ属の多年草で、日本原産の山菜の一つとして知られ全国の山野に自生しています。フキとフキノトウとは一見全く別の植物のようにも見えますが、フキノトウはフキの花をさします。この花が咲いた後には地下茎から伸びる葉(ふき)が出てきます。フキはこのように花と葉柄が別々の時期に地下から出てくる面白い植物なのです。

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 春の季節を表現する、山菜として日本料理には欠かせない食材です。

ふきのとう フキノトウ 蕗の薹

●春を告げるさわやかな苦味

 古くから食用に利用されてきており、独特な芳香と、苦味を、香辛料として使用したり、早春の食材として、てんぷら、和え物に、広く利用されています。

■フキノトウ/蕗の薹/ふきのとうの出回る旬の時期

●フキノトウは初春が旬

 フキノトウは春先にいっせいに芽を吹き出します。自生している天然物は、雪が解け始める頃に出てきます。なので、地方によって収穫できる時期がかなり違ってきます。毎年春を告げるニュースとして出始めるとツクシなどと共に、その地方地方の新聞で取り上げられることが多いですね。

品種 12月 1月 2月 3月 4月 5月
ふきのとう ハウス物                        
天然物                        

■フキノトウ/蕗の薹/ふきのとうの選び方と保存方法

●フキノトウの選び方

 フキノトウは鮮度がとても重要です。摘んだばかりのものはとても清々しい香りがあり、エグミも少ないのですが、時間と共にアクが強くなり苦みやエグミが強くなります。根元の切り口を見て、黒ずんでいないものが新鮮。

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 締まりがあり、つぼみがまだ硬く閉じていて、周りの葉で花芽が見え始める位までの物が美味しい。

 大きくなり過ぎた物は苦味も強すぎて美味しくないので、小ぶりの物を選んだほうが良いです。

●保存方法

 乾燥しやすいので、ポリ袋などに入れて冷蔵庫に入れておきます。それでも早めに食べる事をお勧めします。冷凍する場合は、下茹でしてアクを抜いた状態で冷凍し、使うときは自然解凍で和え物や汁物などに使います。

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