ブドウの品種:ナガノパープル

ナガノパープル

■ナガノパープルとは?

ブドウの品種:ナガノパープル

●長野県のオリジナル品種

ナガノパープルは1990(平成2)年に長野県果樹試験場(須坂市)において、「巨峰」に「リザマート」を交配し、その実生を選抜・育成した長野県のオリジナル品種となる黒ブドウで、2004(平成16)年に品種登録された新しい品種です。

品種登録当時は「巨峰」に「ロザリオビアンコ」を交配して生まれた実生とされていましたが、その後の調査により、花粉親はロザリオビアンコではなくリザマートである事が判明し2010(平成22)年12月に長野県果樹試験場によって修正されました。

現在長野県では皮ごと食べられる種無し黒紫ぶどうとしてこの品種の栽培に力を入れています。

●ナガノパープルの特徴

ナガノパープル(左)とピオーネ(右)

ナガノパープルの果房はピオーネほど大きくなく、果粒がしっかりと果梗に付いている感じです。

果粒の大きさはやや小粒の巨峰くらいで、ピオーネよりずっと小さいく、比較的綺麗な球形のものが多いです。果皮の色は濃い紫黒で透明感は無く、全体に果粉に覆われ厚みは薄く果肉と一体になった感じで、手で綺麗に剥く事はできません。

ナガノパープルの断面

果肉は崩壊性でしっかりとした歯ざわりが感じられ、甘味は取り立てて強く感じる程ではありませんが、酸味も少なく、また、皮ごと食べることで皮の渋味が加わり、全体としてバランスの取れた美味しさとして感じられます。

種が無く、皮ごと食べられる・・・という謳いどおりで食べやすいのですが、同じように皮ごと食べる輸入ブドウと比べると、やや皮の存在感が強いかなと感じます。

■ナガノパープルの主な産地と旬

●主な産地

ナガノパープル

ナガノパープルは長野県オリジナル品種で、品種登録されたばかりのブドウということから現在は長野県内のみでしか栽培することができません。

長野県内では現在、ナガノパープル生産の一大産地を目指している須坂市をはじめ、上高井郡小布施町や高山村などで生産されています。

●ナガノパープルの収穫時期と食べ頃の旬

ナガノパープルは育成地(長野県須坂市)において9月上旬に成熟する早生種となっています。収穫は9月上旬から10月上旬にかけてで、出盛りの旬は9月中旬から下旬となります。

品種 8月 9月 10月 11月
ナガノパープル                        

皆さんで是非このサイトを盛り立ててください。よろしくお願いします。